【上海のサウナ『星河サウナ会所』へ突撃!】

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最後の夜を楽しむべく星河サウナ会所へ事前に電話した。23時頃に着くと告げるとその時間は暇だと言う。しかし、正しくは万博開催中は公安の取り締まり強化で客がおらずいつも暇なのだろう。タクシーのドライバーにいつものように小生手書きの地図を見せて、星河サウナ会所へ向かって走り始めた。タクシーは人影が見えない寂しい道路で止まった。

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【上海万博と人、人、人】

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タクシーのドライバーに上海万博の1号門と書かれた文字を見せて到着。下車して門まで歩いてみると1号門ではなかった。Expoタクシーを再度捕まえ、今度こそ1号門に到着した。上海のタクシーの雑な仕事ぶりには怒り心頭である。上海万博で上海が国際都市であることをアピールするらしいが、タクシーや公共機関ではほぼ間違いなく英語は通じず、国際都市と言うにはまだ程遠いようだ。開場は9時、小生たちが到着したのは7時過ぎ。すでに門の付近にたくさんの人影が見える。

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【世界一高い展望台、上海環球金融中心へ】

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馬戯城の雑技が終わったのが21時。タクシーをすぐに捕まえ、上海環球金融中心へ向かう。最終入場が22時なので間に合うかどうか。幸い長い渋滞もなく22時10分前に到着。六本木ヒルズの森ビルグループが建てたらしく通称、上海ヒルズ。2008年8月にオープンし、100階の展望台は世界一高い場所にあるという。ちなみに、世界一高い建造物であるドバイのブルジュ・ハリファ(160階建て)の展望台は124階の442mに対して、上海環球金融中心の100階展望台は474mとより高い。近くからビルを見上げると頂上付近が見えない。異様な高さだ。

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【白玉蘭劇場と馬戯城】

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昨夜に続いて今夜も上海雑技団鑑賞である。昨夜は白玉蘭劇場、今夜は馬戯城。地下鉄「上海馬戯城駅」の駅前に専用劇場があり、ドーム型の近代的で立派な劇場だ。チケットの価格も、白玉蘭劇場はVIP席で168元(事前予約&割引価格)だったのに対して、馬戯城はVIP席で340元(事前予約&割引価格)と約2倍の強気な設定だ。この馬戯城はネットでの評判が良く、加えてこの価格設定である。小生は期待を大きくして劇場に入った。中央の雑技スペースを取り囲むように観客席が配置されている。

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【上海のサウナ『梦溪サウナセンター』へ突撃!】

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昨日と同様に、タクシーのドライバーに小生手書きのサウナの地図と住所を見せる。『梦溪サウナセンター』、ここも昨日電話し営業していることを確認したサウナだ。タクシーに乗る前にも念のため電話した。中国人らしい英語で「営業している。何時ぐらいに来るか?到着したら玄関まで迎えに行くからもう一度電話してほしい。」とのこと。ドライバーは手書きの地図をじっくり確認すると車を走らせた。日本人向けサウナは上海の西側に多いが、この『梦溪サウナセンター』だけは繁華街に近くアクセスしやすい。

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【小龍包天国とこだわりの中国茶芸】

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10時ごろ豫園商城に到着。既に肌が焼かれるような強い日差しだ。小龍包の老舗人気店「南翔饅頭店」へ早めに行って朝食代わりに小龍包を食らおうという算段だ。少し遅くなったと思いながら「南翔饅頭店」に到着すると、1階のテイクアウトコーナーにはもう長い列が出来ていた。店内で食べるため階段を上る。3階のレストランフロアにも列が出来ていた。比較的空いている食堂タイプの2階で食べることに。量が良く分からないので2人で4つの小龍包をオーダーする。蟹ミソ入り小龍包1つが20元(260円)だった。味は確かに美味しかった。モチモチな皮にたっぷりの肉汁が含まれており、それを酢醤油に付けて食べる。熱々の小龍包に夢中でがっついていると汗だくになった。しかし、注文し過ぎた。1つの蒸籠に8個も入っており、2人で4つ注文したので1人あたり16個。食べ終えた頃には喉元まで小龍包が埋まっていた。

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【上海のサウナへ初突撃!『楓林サウナ会所』】

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タクシーのドライバーに小生が記した住所と手書きの地図を見せると、まじまじと見た後に出発した。英語が全く通じないので、漢字で書いた住所と地図が非常に役に立つ。万博開催中で公安の取締りが非常に強化されている。下手すると小生が事前に調べたサウナは全て閉まっているかもしれないと思った。上海でホテルに着いてまずしたことは、調べておいた各サウナの電話番号に電話して状況を確認することだった。

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【活気溢れる上海に到着】

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最初は「ゴーゴーバーのない街か」と全くテンションが上がらなかったが、調べていくうち見所が多い都市であり、もともと訪れてみたかった場所であることを思い出し、ようやく一般の旅行客なみに気分が高まってきた。さらに、万博開催中で公安の活動が活発になっている中、なんとか夜の社会見学も敢行したいと思う。

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