旅の後、Zちゃんから週に2回ほどSMSが届くようになった。筆不精の彼女にしたら快挙である。イサーン滞在を通じて、もうZちゃんと結婚するしかないという雰囲気かつ状況である。Zちゃんはとにかく家庭的だ。電話で話をすると、あなたのために手料理を作ってあげたい、と言った。パタヤでそうしてくれたように。こんな家庭的な女性と結婚したら幸せかもしれない。ただ、小生は旅を通じてZちゃんの夢から覚めた部分があり、彼女からフェードアウトしなければいけないと思い始めていた。しかし、彼女と電話で話すたび本当に幸せな気持ちになれた。と同時に、彼女と結婚するしかないと実感した。Zちゃんとパタヤで話し合ったように、毎月送金して、こつこつ結納金を貯めれば、あとは彼女と結婚するだけだ。
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【マカオは『Rio Sauna(リオサウナ)』を経由して日本へ】
エアアジアでバンコクからマカオへ飛んだ。この周遊の旅の最終夜をマカオで楽しく遊んで、早朝に香港国際空港へ移動して、朝一の便で帰国する計画である。ただ、計画を立てた時とは大違いで、この時の小生はアンヘレスとパタヤの思い出に脳ミソを支配されており、感情がないロボットのように呆けた心境だった。エアアジアの機内で、一人の中国人親父がスチュワーデスに向かって大声でわめき散らしていた。何を言っているのか分からないが、機内食の販売が始まったところだから、機内食が有料なのが許せなかったのかもしれない。ゆったりしたタイからヒステリックな中華圏へこれから行くんだな~という実感は少なくとも沸いてきた。
【情緒的で感動的な人生】
耳の遠いおじいちゃんドライバーへパタヤの道案内に苦労して、Zちゃんの家に到着した。おじいちゃんの割りに高速道路は過激に飛ばしていたが。着いた頃には20時を回っていたが、当然のようにZちゃんは今日も仕事は休むとのこと。しばらく寝てから、友人ら2人と一緒に合計4人でハリーウッドへ行くことにした。Zちゃんは疲れていそうだったが、最後の夜である今夜はハリーウッドへ行こうと二人で話していたのである。Zちゃんには小生は相当のハリーウッド好きっていうことになっている。たしかに好きだが、だいぶ増幅されている気がする。
【イサーンとZちゃんと小生と】
次の日も朝起きて、Zちゃんと一緒に買出しに行った。ごく近所の民家に併設された商店で野菜やら肉やらミルクなどを買った。家に戻ると彼女と母親たちは料理を始めた。また、たくさんの料理が並び、それを大勢で囲んで食事をした。午後には空港へ向かい飛行機でパタヤへ帰るから実家での最後の食事だ。やっぱり大勢で食事をするのは単純に楽しい。しかも、どれも美味しく、ご飯の盛り方が豪快で小生は毎回食べ過ぎである。Zちゃんがパーラーに行きたいと言うので一緒に付いて行くことにした。小生はパーラーで洗髪をしてもらい、Zちゃんは洗髪と髪の手入れをしてもらったようだった。
続きを読む【怒りと酔っ払いのZちゃん】
ディスコ会場から少し離れたところで、日本人の旦那さん夫婦とその友達という英国人男性と一緒に飲んで話し込んでいた。この40歳半ばと思われる英国人男性は、10年以上はパタヤに足繁く通ったというつわもので、ここ数年は半年に一回ほどのペースで、この地に住むタイ人の恋人を訪ねつつ、この地で始めた養殖らしきビジネスの様子を見に来るのだと言う。英国に年老いた父親がいる事情がなければ、すぐにでもタイに移住してこの地に根を下ろしそうな人物だった。この英国人といい、パッポンで会った米国人といい、ソイカやパタヤのファランといい、タイから遠く離れていても世界各国からタイに嵌った男たちがこの国に向かう。
続きを読む【日本人の旦那さんとタイ人の奥さん】
酔っ払いの昼寝から目が覚めてぼーっとしていると、Zちゃんの友人が一人の男性を連れてきた。この村に長く住む唯一の日本人の方だった。その方から誘いを受け一緒に飲み、話をすることができた。60歳を超える方だったが、明るい表情と肌のはりの良さから10歳以上は若く見えた。タイの地が、イサーンの地がそうさせているのだろうか。奥さんは日本語が堪能なタイの人で、二人で日本からこの地に移り住んで10年という。小生はZちゃんに恋をして彼女の実家のあるこの地まで来たことを告げた。
続きを読む【イサーンの野外ディスコ】
朝6時ごろに起きると、みんなもうすでに起きていた。田舎の朝は早い。Zちゃんが近所に食材を買いに行くというので一緒に付いて行くことにした。バイクでごくごく近所の商店へ。色んな食材やらジュースやらをたんまり買う。ついでにウィスキーも買うことになった。家に戻ると、さっそく父親や親戚のおじいちゃん?などがウィスキーを飲み始める。当然、小生にも勧められるので飲む。まだ、朝の7時である。勧められるがままに一緒にかぱかぱ飲んでるとすぐに酔っ払ってきた。
続きを読む【Zちゃんの故郷イサーンへ】
1時間ほどでウドンターニ空港に到着した。何故かこんな地方空港にジャンボ機が放置されていた。ゲートを出ると、Zちゃんの家族が待っていた。人数がたくさんいて誰が誰だか分からないが、Zちゃんに勧められるがままに、ワイをしながらサワッディーカップを連呼した。
続きを読む【愛しのZちゃんとの再会】
ウォーキングストリートの彼女が働くゴーゴーバーへ。しかし、彼女の姿が見当たらない。ドラフトビアを注文して腰を下ろした。不安になりながら店内を見渡す。ひょっとしてペイバーされてしまったのか??彼女には事前に行くことを伝えてあるし、昼ごろに念のためSMSで連絡しておいたから、ペイバーされたことはないと思うのだが。。ひょっとしたらトイレに行っているのかもしれない。ビールを飲みながら彼女が現れるのを待った。2~3分ほどして、遠くのほうで彼女の友達で3月に彼女の代わりにペイバーした子が小生に気付いて手を振ってきた。1ヵ月半前に1度遊んだだけなのに良く小生の顔を覚えているな~と感心した。その子がZちゃんに電話をしてくれて、彼女は自分でペイバーして既にハリウッドにいることが分かった。その友達に礼を言ってすぐに店を出た。
【二大ゴーゴー聖地、パタヤとアンヘレスの比較】
クラークからバンコクまでのフライトは3時間ほど。定刻より少し早く到着。23時過ぎにはタクシーに飛び乗り、24時半ごろにウォーキングストリートに到着できた。相変わらず物凄い賑わいだった。人混みの中、ボストンバッグを持ってウォーキングストリートを闊歩するのは少し恥ずかしい。その上、アンヘレスで下半身を酷使しすぎたせいで股関節まわりに張りと痛みがあって歩きにくい。