【スラタニー&パタヤ突撃、編集後記】

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スラタニーで燦々たる状況から緊急離脱することを決意しパタヤに向かった。ゴーゴーの女神は小生を見捨てていなかった。パタヤで小生の脳ミソを鷲掴みする、とびっきりの天使と出会った。

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【パタヤのゴーゴーバー巡礼中に天使と出会う】

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久しぶりに入った店で、なかなか良いハウスの選曲に満足しつつビールを飲んでいた。ステージ上のメンツは残念ながらピクリとも食指が動かない。しかし、音楽と居心地の良さからゆっくりとビールを飲んでいた。

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【2011年3月ゴーゴーバー巡礼パタヤ】

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ソイブッカオ(Soi Buakaow)周辺は夕方からオープンしているゴーゴーがあり、ゴーゴー好きの小生にとっては有難い界隈である。6ヶ月ぶりのゴーゴーを待ちわびた小生は、自然とソイブッカオへ足が向いていた。

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【パタヤの置屋ソイ6突撃とマッサージパーラー観光】

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AM10時にはスラタニーからスワンナプーム空港に戻ってくることが出来た。スラタニーのしつこい雨が嘘のようにバンコクでは雨が降っていなかった。それだけで気持ちが少し晴れるような気がした。11時発のROONG REUANG COACH社のバスに乗り、約2時間かけてパタヤに到着。サウスパタヤからバイタクで2ndロードまで行く。幾ら渡せば良いか分からなかったが、60Bを渡したら大丈夫だった。飛び込みで前回と同じBaywalk Residenceホテルへ行くと、問題なく空室があるようでチェックイン出来た。

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【タイの一期一会、あの頃の彼女は記憶の中へ】

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アラームが鳴る直前に起床した。AM5時。外を見るとまだ雨が降っていた。ホテルの朝食をとってAM7時にチェックアウトをした。たしかAM8時台にバンコクから到着するAirAsiaの便があったから、折り返してAM8時半ごろにバンコク行きの便があったはずと記憶していた。運よく他の乗客が連絡を入れていたようで、もうすぐホテルに空港行きのバスが来るという。7:20に乗って30分後には空港へ到着することが出来た。途中、20~30mに渡って道路が完全に冠水している部分があった。

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【彼女の地元スラタニーと地元の顔】

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ドアスコープを覗き込むと誰かが立っている。慌ててドアを開けると、久しぶりに見る顔がそこにあった。Bちゃんだった。電話を切ってから本当にすぐにやって来た。しかし、なぜか廊下にはもう一人、男が立っていた。失敗した!と即座に思った。当然、彼女だけで来ると思っていたし、一人で来るよう彼女に念を押していなかった。Bちゃんはその男を兄と紹介した。雨が降っているので、兄にモータバイクで送ってもらったのだと言う。本当に兄なんだろうか?ボーイフレンドだろうか?色んな想像が頭を駆け巡る。あれほど会いたかったBちゃんが目の前にいるというのに、彼女になかなかうまく微笑むことが出来ない。

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【ついにスラタニーの地に降り立つ】

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21時半に家を出て22時半には空港に着いた。やはり羽田空港は近い。JALのカウンターは空いててすぐにチェックインが終わった。23時前だがショッピング街は食事処や書店を含みほぼ全て閉まっており閑散としていた。出国後エリアのほとんどの店舗も閉まっていた。毎回思うが、24時間空港のわりに寂しい営業時間だ。

離陸した後、つまみとおにぎりとドリンクが出てきた。よく冷えたエビスビールを一気に飲むと、急速に酔いが回ってきた。本当は離陸直後から到着間際までしっかり寝たかったがライトがなかなか消えず眩しくて寝付けない。朝方には丁寧に朝食が出てきてまたライトが点いた。結局、あまり寝れずボーっとした頭でタイ到着となった。それでもスワンナプーム空港に着くといつも気分が否応なく高揚するものである。空港で放射線チェックがあると聞いていたが、それらしいものには気付かなかった。

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【小生らしくド真剣に生きるためタイへ行く】

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座っているのも難しいほど激しく揺れ始める。恐怖で鼓動が早まる。高層ビルの26階という地上から遠く離れた場所で、人間はなすすべもなく揺さぶられる。これ以上揺れたらもうビルが倒壊する。止まってくれと祈ることしか出来ない。長い揺れがようやく収まった。ホッとしたところで大きな揺れがまたやってきた。とにかく人間は無力だった。ビルの中で激しく揺さぶられるしかなかった。

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【プーケットが残した新たなタイ熱】

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帰国後、プーケットの最終夜に出会ったゴーゴー嬢Bちゃんが心にずっと残っていた。しかし、小生のココロに残っていても、彼女にとって自分は毎日の中の一コマである。彼女は1月末にゴーゴーを辞めて田舎に帰るらしい。別れる間際に小生の携帯番号を手渡したが、彼女の携帯番号を聞きそびれたので、帰国後ゴーゴーを辞めるBちゃんと連絡を取るのはもう十中八九ムリだと思っていた。なので、帰国2日後に彼女から電話があった時、小生は歓喜した。その後、何度か電話のやり取りをするも、お互いタイミングが悪くじっくり話せない日々が続いた。

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