いつもうっとおしいドライバーの声かけだが、この時はナイトスポットへの水先案内として利用しても良いかという気分だった。『Top Town』は経験済みだから他が良いと伝えると、『Bavaria』『Carnival』『ZoneOne』といった単語を並べている。『ZoneOne』だけは分かった。有名なディスコだ。どうやら、この兄ちゃんはディスコ系置屋を斡旋するのが専門のようだ。最初、兄ちゃんは50ドルと言っていたが、小生が会話しながらもそっけなく歩き続けると45ドル、40ドルまで下がった。40ドルと、ドライバーの兄ちゃんには報酬として3ドルで、世話になることに決めた。どこがお勧めか聞くも、どこも同じだとの役に立たない回答。どこが良いのか分からないが、『Bavaria』という店に連れて行ってもらうことにした。
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旧置屋ストリートに入り、舗装されておらず大きな穴が無数にある凸凹道をトゥクトゥクが苦しそうに走る。余りの悪路で振り落とされそうなほど前後左右に揺れる。しかも、途中からは民家がなくなり、明かりが一切ない漆黒の暗闇を走り続ける。こんなところにナイトスポットがあるのかと不安になる。旧置屋ストリートに入ってから400~500mぐらい行ったところだろうか、急にけばけばしいライトが見えてきた。ゲートに入り進むと、駐車場の奥に建物が見えた。建物の中に入るとディスコだった。Gダイアリーの地図に”置屋ゲストハウスが並ぶ怪しい通り”と書かれたストリートを奥に進んだ場所である。同じくGダイアリーの地図に”超ローカル系ディスコ、バガンクラブ”と書かれた付近である。『Bavaria』近くにそれらしいディスコはなかったので、バガンクラブは潰れたか、『Bavaria』に名前を変えたのかもしれない。
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(赤丸印の場所がローカルカラオケ『Bavaria』のあったところ)
中はダンスフロアやその周りにソファーがあり、DJがちゃんといて大音量でハウスをかけていた。が、客はゼロ。踊っている人影はなかった。時刻は21時半ごろだから早すぎたのだろう。ソファーに座りドリンクを聞かれるが、いらないと断る。それより、女だ。黒服が私服の女8人ほど連れてきて並ばせた。厳しいレベルだ…。辛うじて微笑みかけてくる女が、まだ食べれそうだったのでその女を指名した。黒服は50ドルというが、小生は40ドルと答えた。ドライバーの兄ちゃんは40ドルと約束したが、これが全くあてにならず兄ちゃんと黒服がやりとりしているが45ドルまでしか下がらない。「1ナイトか?1時間か?」と聞かれ、その夜はホテルでゆっくり寝たかったため「1時間」と答えると「じゃあ45ドルだ」といった具合。交渉を続けるも下がらないため、45ドルで手をうつ。ここには部屋はないとのことなので、近くのゲストハウスまで行くことにした。ポリス対策のため、小生が先にゲストハウスへ行き、その後、女がバイタクでそのゲストハウスへ来るという。よほど取締りが厳しいのか、警戒した対応である。
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同じ通りにあるすぐ近くのゲストハウス(8ドル)に入る。しばらくして女がやって来た。部屋は薄暗く大きな安っぽいベットがあった。それにシャワー兼トイレ用の小部屋があった。女は25才とのこと。お互いにシャワーを浴びた。女は体にバスタオルしっかりと巻き、鉄壁のガードで現れ、小生にベッドに寝ろと指差した。指一本触らせない意思が伝わってくる。横たわると、生尺。これはけっこう気持ちよく小生のリンガは硬直した。さっそくゴムをつけられ騎上位、攻守交替で女を寝かせて正常位で突いた。吸い付くようなヨーニで、そのうえヒダヒダがリンガの根元に絡みつき、尋常なく気持ち良い。小生はしばらく突いて快感に我慢できずにすぐに果ててしまった。営業姿勢はいまいちだが、素晴らしい名器の持ち主だった。名器を敬意を表してチップ5ドルをあげた。10ドル欲しいとしつこく食い下がってくるが、5ドルで納得させる。ゲストハウスを出ると、待機していたトゥクトゥクの兄ちゃんに「とても早いな」と言われる。ほっとけ。パブストリートに戻り、『Temple Club』でドラフトビアを飲み、歩いてホテルへ戻る。途中、ホテル近くのマッサージ屋でボディマッサージを受けることにした。この店のアリちゃん(21才)はとても上手で、ここまで気持ち良いマッサージは初めてだった。1時間5ドル。明日、オイルマッサージする約束をしてバイバイした。
ローカルディスコ系置屋『Bavaria』:45ドル+チップ5ドル
ゲストハウスで休憩:8ドル
トゥクトゥク:3ドル
ドラフトビア:0.75ドル
ボディマッサージ1時間:5ドル