【タイはいつだって一期一会】

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小生らは、もう一度エロ按摩横丁に足を踏み入れた。友人はソイの奥に位置するマッサージ屋で十代の娘をチョイスした。故郷から昨日出てきたばかりとのことで田舎らしい素朴さ満点のうぶな娘だ。後で聞いたところ、右も左も分からない様子でベッドでは直立不動ならぬ直寝不動だったらしい。しかも、どこまで許容して良いのかも分からないようで、べろチューも何でもOKだったようだ。

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小生はソイ入り口近くのマッサージ屋にいた若くきれいな娘をチョイスすることにした。エロ按摩横丁を2回徘徊して目星をつけておいた娘である。小生はマッサージ屋であることを忘れて、マッサージ屋に着いたところで彼女を指差して指名して、ブンブンOK?と聞いた。大丈夫なようだった。2階へ上がり大部屋の一番奥をカーテンで区切った。まだマッサージ屋であることを忘れている小生は、彼女が「少しマッサージするね」と言ったのを聞いて驚いてしまった。5~10分ほどボディマッサージをしてもらったが、撫でるようなマッサージで本当に形だけのものだった。裸の小生はそのまま寝そべり、彼女は生尺を始めた。硬直したところでゴムをかぶせて、挿入しようとする。「そう急くでない。(`・ω・´)シャキーン」と彼女を寝かせ、小生は彼女に覆いかぶさった。キスは嫌そうだったので頬と首筋に口づけをし、胸を揉みしだきチクビンをしゃぶり倒した。彼女は反応が薄かったが、喘ぎ声を押さえ込もうと我慢しているように見えた。秘部舐めも嫌そうだったので、さっそく彼女の中に硬直したリンガをズブリと差し込んだ。正上○で彼女の顔を見つめながらリンガを出し入れする。マッサージ屋のカーテンが区切られただけの空間でピストン運動をするというのもなかなか風情がある。快感を一時も長く享受したい小生は、昇天しないようリンガの出し入れを続けた。10分ほど経って体中にうっすら汗がにじみ出たころ、彼女は長いと一言つぶやいた。小生はピストン運動を早めて昇天した。汗とマッサージオイルを落としたかったのでシャワーを浴びたいと伝えるも、壊れてて使えないと言う。1000Bとマッサージ代の300Bを渡して店を後にした。

友人が入ったマッサージ屋へ行ってみるも、まだ終わっていないようなので店先で待たせてもらうことにした。そのうち、Mちゃんの接客が終わるだろうと言っていた1時間が近づいてきた。小生はエロ按摩横丁を抜けて、昨日のマッサージ屋に向かった。向かっている途中、Mちゃんから着信があった。もう到着する。電話に出る代わりに足を速めた。しかし、到着するも彼女の姿が見当たらない。同僚によると、また接客に入ってしまったようだ。また来ると伝言を頼んでエロ按摩横丁に戻った。友人はまだ戦闘中とのことで、店先で待たせてもらった。店先には30代後半と思われる太目の女と同じく30代と思われるオカマがトランプで賭けゲームをしていた。それを眺めていると、ようやく友人が帰還した。そのまま店先に居座ってまどろむことにした。強烈な日差しが降り注ぐ日中、人通りは少なく、たまに通りかかる欧米人に各マッサージ屋から勧誘の声が聞こえるだけで、静かなものである。日陰で扇風機に当たっていると、汗をかくこともなく快適だ。マッサージ屋で話をしつつまどろんでいると2時間は経っていた。平和である。いったん腹を満たすため、ビーチ沿いの小洒落たメキシコレストランに入った。海を眺めつつ時間をかけて食事をし会話をしていると時間がゆっくり流れるのが分かった。日本での1分1秒を惜しむ慌しさが嘘のように、タイの時間は穏やかに流れていた。結局行くあてもない小生らは、またエロ按摩横丁のマッサージ屋に戻って、話をしたりフットマッサージをしてもらったりして、日が暮れるまで過ごした。半日ほどはエロ按摩横丁でまったりしていたことになる。その途中、小生は一度、Mちゃんがいるマッサージ屋へ三度目の訪問をしたが、三度目の正直とならず、またもやMちゃんは接客中だった。昨日、Mちゃんと夢のような体験をした後、その晩、もしくは最低でも翌日には再会できると思っていたが、結局タイミングが悪く、再会できずにプーケットを後にしたのである。タイでの出会いはいつだって一期一会なんだと改めて痛感した。日は暮れた。ゴーゴーバー巡礼に向かわねばならない。小生らはバングラロードへ向かった。

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0145

(プーケット、パトンビーチに津波が襲った2004年12月末から6年経ち、津波の痕跡は一切見られないほど復興していた)

 

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