(2019年8月12日)フランクフルトは快晴だったのに、ギーセンに到着すると曇り空が広がっていた。日差しがないので若干涼しいぐらい。真っ裸でFKKの庭を闊歩するには寒そうだと不安がよぎる。ギーセンからローカル線に乗り、最寄りの駅に到着。最寄りの駅からFKK『ワールド』までは歩いて20分ほどだった。歩いている途中で、他にも2人の日本人を見かけた。
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12時45分ごろにFKK『ワールド』に入店。13時前なので割引価格と思いきや59ユーロだった。ビールが飲み放題なのが素晴らしい(なお、料金体系とシステムは2019年当時から変わっている可能性があるためご注意ください)。バーカウンターのおばさんスタッフがとてもフレンドリーなのも気持ち良い接客だった。滞在していると、聞き覚えのある曲が店内に流れる。まさかFKKでアートオブノイズを聞けるとは、さすがドイツ!ここのFKKは選曲が自分好みで、つい聞き入ってしまう曲が多い。
60度と90度の2種類のサウナ室が用意されている点が良かった。60度は20分ほど、90度は10分ほど入ると小生にはちょうど良かった。サウナで汗をかく→プールで泳ぐ→ビールを飲む、のサイクルを5回ほど繰り返した。室内のプールはリノベーション工事で使用中止だった。外のプールは小さくも大きくもなくほどほどの大きさだが、FKK『シャークス』のプールより大きく、泳ごうという気にさせてくれる。ただ、温水ではなく真水なのでかなり冷たい。
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嬢からの営業アプローチは控えめで、「後でね」とか言うと、しつこく営業してこない。ただ、断りまくっていると、バーで飲んでいる時に、嬢から貴方はサウナが好きで女の子と対戦はしないのねと言われた(笑)
17時から夕食提供で、提供前の30分間は食堂エリアが閉鎖されるようだ。食事の提供開始までビールを飲みながら待っていると、23歳のルーマニア嬢が声をかけてきた。何度か軽く声をかけてくれた嬢で、好みではないが対戦したい嬢が他にいるわけでもなかった。どっちでも良かったものの、17時の食事までヒマなので時間潰しにオッケーした。「50ユーロね?」と聞くと「ウン」と。50ユーロ提示だったが、個室に入ると生尺をしてくれて良い子だった。正常位、バックで鬼神のように突きまくったが行ける気配が微塵もない。突きまくりの後、ぴたっと動きを止めてゴムリンガを抜いた。ゴムをチェックする彼女。何も出ていないゴムを見て、「いったの?」と怪訝そうに確認する彼女に、小生は「いったよ」と言い張った。
17時からの夕食を頂いたが、食事の内容は可もなく不可もなくと言ったところだった。18時にFKK『ワールド』を出た。5時間ほどの滞在だった。小生は何もしないことに慣れていない気質のようだ。欧米人はリゾートで何もせずにのんびり休暇を過ごすし、東南アジア人は何もしなくても罪悪感は覚えない。が、小生はFKKで何もせずにゆっくり過ごすには暇を持て余し、何もしないことを堪能できずにいた。が、今回は飲み放題のビールをゴールと見据えて、サウナ→プール→ビールのサイクルを繰り返していると、サウナを堪能して美味しいビールを飲むためにここに滞在していると思えた。このFKKの滞在では、ばつが悪い思いを余り感じず、初めてFKKを正しく過ごせたと思った。最後の惰性的な対戦がなければ更に良いFKK滞在と言えたかもしれない。
歩いて20分かけて最寄り駅へ。駅に着くと急に激しい雨が降ってきた。夕立があるなんてまるで東南アジアや日本のようだ。一人の日本人客が駅で切符を買っている間に電車が来て乗り遅れていた。気の毒だが、このローカル線は1時間に1本の頻度だから精神的ダメージは大きそうだ。ローカル線に乗ってギーセンへ向かった。
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