マニラ観光にお疲れのJちゃんをホテルの部屋に残して夕食に出かけた小生、空腹が満たされ素直にホテルに戻るはずもなく、足取り軽~くブルゴス・ストリートに入った。
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『Hollywood(ハリーウッド)』
20:00-20:30
南側からブルゴス通りに入り、すぐ右手にあった『ハリーウッド』へ入店。入ってみると、店内は小さかった。が、女がわんさかいる。狭い店内に30人ほどはいそうだ。客は誰もいない。平日の月曜日だからか、時間がまだ早いせいだろうか。一人で入店した小生に否応なく視線が集中する。ドア近くのカウンターに座り、SMライトを注文した。ハッピーアワーで75ペソと安い。いちおう小さいステージがあり、4,5人の娘がほどほどに踊っている。周りを見渡すと、ピチピチの若い子から年増まで年齢層がかなり広い。近くにいた何人かが話しかけてきた。そして頼んでもいないのに隣りの女は手のマッサージを始めた。昨夜と違い単独行動なのでゴーゴー嬢からすると小生は早い時間にやってきたカモ葱である。残念ながら小生はバーファインする気が全くなかったが。日本人と分かると、日本語がしゃべれるゴーゴー嬢が声をかけてきた。20代後半と見られる彼女は、以前何度か日本に来たことがあるという。今はビザが厳しくて来日は難しい。少し切ない気分になった。彼女によると先週の土曜日は一周年記念だったと言う。昔からある店のはずだから、新しいオーナーになって一年ということだろうか。なお、営業時間は15:00~AM4:00とのこと。暇なら昼間から飲むことが出来るようだ。彼女が一緒に踊ろうと誘ってくれた。彼女には申し訳なかったが、音楽が良くないので気分が盛り上がらない。小生は無宗教で信仰心というものがないが、一つだけ信仰しているものがある。それは遊びでは自分の気分に素直に従うということだ。昨晩のような高揚感を求めて、SMライトの75ペソを払って次の店を目指した。
『Rogues(ローグ)』
20:30-21:45
『ハリーウッド』の隣り『ローグ』に入ると、すぐに階段が現れた。2階の店のようだ。階段を上り扉を開けると、白人がたくさん入っている。狭いお立ち台があって娘たちが踊っているが、どちらかというとゴーゴーバーというより単なるバーの雰囲気だ。白人たちが陽気に飲んでいる。注文したラムコークは75ペソ。ドリンクは安い。だから、価格に敏感な白人がここに集まるのかもしれない。東洋人はおいしい鴨なのか、カウンター席に座ると早速、4人の娘に囲まれた。挨拶もそこそこにドリンクのおねだりである。断ると、ケチとか何とか暴言を吐いて2人が去って行った。となると、去らなかった2人の娘がとても良い子に思えてきてドリンクを奢ることにした。そのうちの一人がとんだ女豹だった。もたれかかってきて唇を重ねたと思えば、小生の股間をコリコリ爪で引っかきながらバーファインしてと耳元で囁いてきた。顔は好みじゃなかったが、素晴らしいフェロモンである。試しに聞いてみると、バーファインは店に1600ペソで、ショート代として娘に3000ペソとのこと。高い。それに小生はJちゃんと一緒なのでセックスは間に合っている。のらりくらりと生返事していると、彼女の体を張った営業はどんどん過激になり、やがてカーテンで閉めれば半個室になるソファー席に誘われた。そこで、水着ブラをずらして乳首を舐めさせてくれたり、彼女の股間に手を忍ばせて愛撫したり。小生のリンガは可哀想なほどずっと窮屈な状態である。彼女は硬くなった小生の股間を擦りながらブロージョブが良い?と持ちかけてきた。値段を聞くとショート代と同じと言う。高い。このままここにいるとリンガがうっ血しそうなので、彼女にチップを上げてチェックした。彼女はバーファインできると踏んでいたようで相当不満な顔である。何杯も奢ったので総額1200ペソほどだった。なお、営業時間は12:00~AM4:00とのことで、ここも昼間からオープンしているようだ。
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『Blush(ブラッシュ)』
21:45-22:30
昨晩の2軒は素敵なダンスミュージックで気分を良くし、今夜は期待して巡礼に望んだが、ここまでの2軒はハズレである。3軒目のゴーゴーバーは『ブラッシュ』。大きなステージがあって、ステージ上では7人がよく踊っている。うむうむ、良い感じである。客は少なく白人が数人いるだけである。ブルゴスは結局ファラン御用達のスポットなのか。その中で、一人で来ている大柄な白人女性客が気になった。彼女は羽振り良くドリンクを奢っており、たくさんのゴーゴー嬢が彼女を取り巻いている。なぜ羽振り良く奢っているのだろう?彼女はレズビアンなのか?陽気なピーナちゃんと飲むのが楽しいのだろうか?寂しい気分を埋めるためここで騒いで飲んで楽しんでいるのだろうか?勝手に色々な想像をする。しかし、その女性客は楽しそうだ。気持ちよくどんどん奢っている。ここはフィリピンだ。ハッピーなら理由などどうでもいい。ステージ上で一人のゴーゴー嬢が気になった。とても可愛らしい。視線が彼女に吸い込まれる。客が少ないからすぐに彼女も視線に気付いたようだった。しばらくすると、ステージのグループが交代となり、彼女がステージから降りた。目配せすると、隣りに来てくれた。ドリンクを奢って話を聞くと、彼女の声がやたら高い。そして人形のように可愛らしい。働き始めてまだ1ヶ月の20歳とのこと。しかもバージンという!貴女のボーイフレンドになりたいと言うと、いいわよとの返事。しかし、彼女をものにするには相当通わないといけないかもしれない。30分ほど彼女との会話を楽しんで、チェックした。ほったらかしのJちゃんのことが気になってきた。レディドリンクが320ペソと高く、総額1200ペソを払って店を出た。昨晩の2軒は運が良かったのだろうか、今晩の3軒はどこもダンスミュージックがいまいちだった。
ホテルの部屋に戻ると案の定、Jちゃんはご立腹である。当然だ。食事を取るといって3時間後に酔って帰ってきたわけである。部屋に置きっぱなしにしていた携帯電話を見ると、何度も着信とSMSが入っていた…。しかし、そこはピーナちゃん。優しくなだめて結局、Jちゃんと直に交わり愛し合ってから眠りに着いた。