結局、三日三晩とも東の置屋地区で遊ぶ結果となった。北の置屋地区は中心街から遠くてアクセスが悪くマウンテンバイクで20分ほど要した。バイクでも10分ほどかかると思われる。また、夜の13号線は街灯なく暗闇で路面状態が悪い箇所があったり、大型車両が飛ばしていて接触の恐れもあり、不便な上に危ない。一方、東の置屋地区は中心街からマウンテンバイクで5分強ほどで到着できる。ただし、13号線から東へ向かう際に未舗装のデコボコ道を進む必要がある。
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東の置屋地区で小生が確認した置屋は7軒。各置屋の前には高床の小さな屋根つき小屋があり、10人ほどの娘たちが座っている。置屋は隣接しているので、その座っている娘らを吟味しながら歩いて回れる。1軒あたり10人として計70人もいることになる。みんな年齢は20歳前後で、小生の場合、1つの置屋にだいたい一人は気になる娘がいた。数日滞在する旅行者にはこの東の置屋地区だけで十分なように思えた。中心街から東の置屋地区に向かう途中で、大きな池を正面に見て二股の分岐がある。二股を左手に進むと昔はこちらにも置屋があったようだが、小生が訪れた時は見当たらなかった。二股を右手に進むと7軒の置屋が待っている。小生はこの東の置屋地区で、ショートは20万キープ、ロングは40万キープで対戦するに及んだ。
バンビエンの夜遊びは置屋、あとはディスコ化したバーで騒ぎながら飲むぐらいだろう。わざわざ夜遊び目的のためだけにバンビエンに来るとしたら物足りないかもしれない。バンビエンの良さは、田舎であり夜のバーを除けば静かでのどかなこと、山々の景色が素晴らしいこと、川の傍にいると汚れたココロが浄化されること、ビエンチャンより宿泊費がずっと手ごろで快適で安価なゲストハウスがたくさんあること、ファランが多いので洋食が豊富で競争が激しくサービスと味が良いこと。バンビエンの難点はアクセスが悪いこと、ハッスルするには置屋兼ハンノイぐらいしかないこと、娘にもよるが置屋だけに味気ない対戦となる場合もあること、街は小さいものの置屋へは自転車かバイクが必要なこと、小生はタイ語で会話したが恐らく英語は通じないこと、僻地の置屋だけにショート部屋はかなり汚いこと。コストパフォーマンスの良いゲストハウスに長めに連泊して、風光明媚な景色と静かな田舎にココロの疲れを癒し、昼間の怠惰な雰囲気をのんびり満喫し、夜は置屋兼ハンノイでビアラオと娘をゆっくり楽しむという目的であればバンビエンはぴったりである。