【ゴーゴーバー街・アンヘレス出撃前夜】

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2011年ゴールデンウィーク、何はともあれ日本から脱出する便を確保することが肝要だと、取り合えず小生は早々に香港行きの便を抑えた。日本を出てしまえばこちらのもの、あとはLCCなどを利用してアジアのどこでも安く飛べるはずである。

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次は出撃先の選定である。タイのイサーン地方の周遊や、チェンマイを中心とした北部周遊も魅力的だ。いずれ実行せねばならない。しかし、去年から明らかにタイばかりへ行き過ぎである。タイを愛する気持ちと同じくらい、アジアのあらゆる場所を突撃したいと思っている。ただ、一つ重要なことを念のため公言しておくと、小生は超重度のゴーゴーバー依存症である。タイを外すとなると、当然フィリピンに目が向く。そこで、ゴーゴーバーを擁するセブとゴーゴーバーのメッカであるアンヘレスを出撃先とした。

プーケットにてKL在住の友人に小生のこの計画を話すと、共同出撃の申し出を頂戴すると共に、出撃先を絞りたいとの提案を受けた。そこで、ゴーゴー聖地アンヘレスへの一点集中砲火に決まった。3ヶ月前には、セブパシフィック航空のバーゲンで香港-クラーク便の航空券を購入し、後は出撃の日を迎えるだけだ。アンヘレスに5日間の滞在である。

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しかし、3月にパタヤでZちゃんと出会った。Zちゃんにどうしても会いたい。いや、再訪しないという選択肢は実質ない。が、アンヘレスも突撃したいので、アンヘレス滞在を2日間と変更し、残りを訪泰とすることにした。

小生はフィリピンとは縁の深い人生を送っている関係上、何度も訪比しているが、夜遊びのチャンスはほとんどなかった。アンヘレス訪問は初めてである。アンヘレスはパタヤよりゴーゴーバーは控えめで、おサル系の娘が多いとの評価をネットで見かけた。しかし、美女の比率は低いが母数が巨大なので美女の絶対数はエドコンと変わらないとの評価もある。性格ならタイよりアンヘレスに分があると言う人もいれば、バーファインした娘は擦れた子だったと言う人もいる。つまり、自分の目で見て、自分で体験して、自分の感想を持つしかない。アンヘレスを体験すべく出撃する時がやってきた。

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