【天使の街アンヘレスでの蜜月の時】

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ディスコからホテルに戻ってからもJちゃんと直に交わった。体で彼女の舌を感じ、硬直したリンガは彼女に包み込まれ、そのまま騎上位で昇天した。朝もJちゃんと交わった。朝のまどろみの中、彼女と体を重ねる喜びに浸った。「いったらダメよ、長く交わっていたい」とJちゃん。小生は昇天しないよう気を付けながら体位を変えつつ、延々と突いたり回したりし続けた。長く続く生の快感に頭がおかしくなりそうだ。突き続けるとリンガの感覚が痺れたように鈍くなってきた。最後は必死の突きで天に召された。

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AM10時に友人が在住のKLへ帰っていた。彼女はクリニックに行く用事があると言うので同行させてもらうことにした。オーキッドホテルから歩いて5分ほどの敷地に入ると、たくさんの女が屯していた。毎週ここでチェックアップを受ける必要があるとのことだった。昨夜のバーホップで見かけた娘もちらほらいる。外人の男がこんなところにいるのでじろじろと見られたような気がした。Jちゃんはチェックアップの際に小生の精液が見られてしまうと言っていたが、本当なのか?冗談なのか?小生はベンチに座って彼女の検査を待った。病院でガールフレンドの診察を待つ男の絵である。結局、20分ほどで検査は終わり、彼女はIDカードのようなものを受け取っていた。

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トライシクルでSM City Clarkへ。100ペソなり。SM City Clarkは巨大なモールだった。フィリピンではいつも地方都市サンボアンガのモールばかり行くのでそう思ったが、Jちゃん曰くここのモールは小さくマニラのモールはもっと巨大だと言う。「Reyes Barbeque」なる店に入ってチキンのBBQと魚のBBQを食べる。焦げ目をつけてあり、香ばしくて美味い。Jちゃんの着ている服がくたびれていたのでSMで好きな服を買ってあげることにした。SMの中をうろうろして、結局小生の好みの黄色のインナーにカラフルなショートワンピースを選んで買った。2つで2000ペソ。Jちゃんは午後は店に戻って働かないといけないと気にしていたが、小生はバーファインするから問題ないと伝えた。SMでソフトクリームを食べながら色々話をした。マニラではケソンシティーの叔母の家で住んでいたらしく、両親はトンドに住んでいるとのことだった。貧困著しいトンドだけに妹がホールドアップにあった話をしてくれた。Jちゃんはお姉さんで何人かの妹や弟がいるようで、彼女の話を聞いているとフィリピンらしくアテの彼女は兄弟姉妹の面倒見が良さそうだった。

いったんJちゃんの店に行って、ビールを一杯だけ飲んですぐにバーファインした。次のフライトがあるため、18時にはホテルをチェックアウトしなければいけない。また部屋でJちゃんとセックスをした。天に召されないよう交わり、ずっと2人でセックスの快楽に溺れた。毎日こんなセックスをJちゃんとしたいと彼女に伝えた。Jちゃんとのセックスは深く小生の脳ミソに刻み込まれ、帰国後もたびたびフラッシュバックに襲われることになった。

Jちゃんとベッドで色々な話をした。彼女は求婚されている男がいるが、彼女は嫌ということだった。小生にボーイフレンドになって欲しいと言われる。そして、小生のために店を辞めて、他の仕事をしても良いと言ってくれた。以前はマニラのSMモールで仕事をしていたようだった。彼女はアンヘレスに来たばかりだが、6月ごろにはマニラに戻ろうかと考えているようで、また本当は大学で勉強したいとのことだった。バーファインは良くあるのか聞いてみると、彼女は驚いた表情で「バーファインされたのは初めて」と答えた。初めて会ったときの落ち着かない態度と、部屋に来たときの様子からすると本当に思えた。「外人の男に付いていくのは怖いから」と言ったのを聞いて、それはごく当たり前の感情だと思った。小生は1~2ヶ月のうちに必ずJちゃんの元に会いに戻ってくると約束した。

Jちゃんはピルを飲むはずだったけどピルがなかったと言った。ベッドの中であなたのベイビーが欲しい、妊娠したらツインで男の子と女の子が良いと言っていたセリフを思い出した。後日、Jちゃんから妊娠したという連絡が来ないか少し気がかりである。Jちゃんはベイビーはまだ早いと言っていたが、妊娠したらここフィリピンではベイビーを下ろす選択肢はないと言って良い。その時は覚悟を決めよう。

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もうすぐチェックアウトする時間だ。SMで買ったショートワンピースを彼女に着せると、とても似合っていた。その姿をカメラに収めた。小生だけが見つけたとびっきりの宝物、Jちゃんのことを密かにそう思っていたが、その思いは間違いでなかった。彼女は恐ろしく魅力的で美しかった。小生は彼女に対する独占欲に完全に従うことにした。Jちゃんを誰にも渡したくない。

Jちゃんと電話番号を交換して、18時過ぎにチェックアウトした。彼女は「今夜、女同士で飲むけど良い?」と聞いてきた。かわいい子だ。もっと彼女と一緒に居たかったが、フライトが控えている。ホテルでクラーク空港までのタクシーをお願いすると400ペソだった。タクシーに乗り込む前にJちゃんを抱きしめて「必ず連絡する、必ず戻ってくる」と伝えた。フィリピンでは空港税などが航空券に含まれていないのをすっかり忘れていた。クラーク空港の窓口で600ペソ求められたが、100ペソ足りなった。が、手元にあった香港ドルでも支払うことが出来た。

2日間だけの滞在だったが、フィリピンの日差しは強烈で肌は少し黒くなった。タイの日差しより強いと思ったし、KL在住の友人もマレーシアよりフィリピンの日差しの方が強烈だと言っていた。実際、パタヤのZちゃんに少し肌が黒くなったと指摘されてしまった。無難にアンヘレスのゴーゴー巡礼ができれば良いと訪れたが、いきなり深い穴に嵌ったようである。クラーク空港から旅立つ時、次はいつフィリピンに来れるか、そればかりを考えていた。ただ、フィリピンに通いつめると性の病で死期が近づくとも思った。しかも、そのスピードはタイよりずっと早いような気がした。小生は以前、足のつま先から頭のてっぺんまでどっぷり長らくピーナの魅力に溺れていたことがあった。Jちゃんの甘い雰囲気に理性が溶けて、久しぶりに当時の感覚がやってきた。これからまたフィリピン、いやJちゃんを中心とした青春が来るように思った。

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(オーキッドホテルの目の前にあったゴーゴーバー『AGASYA』)

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(SM City Clarkにあった回転木馬)

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(クラーク空港はコンパクトで簡素な空港だった)

 

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