【ディスコ『Hollywood Pattaya(ハリーウッド・パタヤ)』へ初潜入!】

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サウスパタヤからTaxiで10~20分でディスコ『Hollywood(ハリーウッド)』に到着。後から地図で見ると『SabaiRoom(サバイルーム)』の近くだった。Dちゃんによると、この『Hollywood(ハリーウッド)』が一番人気で良いとのこと。Dちゃんの勧めで一人一人の入場料分(たしか300~350Bほど)を払うのではなく、ボトルを購入して入場。小生たちが購入したボトルは950B。大人数ならボトルの方がお得だ。

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【2010年5月ゴーゴーバー巡礼パタヤ一夜目】

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ついに夜がやってきた。ゴーゴーバーが開き始める20時ごろWalking Streetに繰り出した。まずは『Baccara(バカラ)』に入店。20:00~21:30はHappy Hourで生ビールが59Bと安いのが良い。20時過ぎだというのに客がたんまり入っている。空いている2階席へ。1階も2階もステージ上は10人程度の娘が踊っている。

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【パタヤのマッサージパーラー『Sabai Room(サバイルーム)』へ出撃!】

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昼間のWalking Streetを歩く。人影は疎らで静か、ネオンが花咲く夜になるのを待っているように見えた。屋台が並ぶソイで空腹を満たすことにした。炒めた鳥そぼろをご飯に乗せた屋台メシ、30B。唐辛子の辛さはあるが何か物足りない味付けだった。塩分が足りないのか。ニンニクがたっぷり入っているのは分かった。食べていると20~30分ほど激しくスコールが降った。少しずつ雨季が近づいているようだ。パタヤの街並みを見ながら歩いて北上することにした。目標はあった方が良い。ネットで調べて僅かに記憶にあった『Sabai Room(サバイルーム)』の単語、その単語を通行人に連呼して聞きながら歩き続けた。『Sabai XXX』と似たような場所が色々あって右往左往したが、たっぷり汗をかいてなんとか『Sabai Room(サバイルーム)』に到着。どうやらパタヤの端から端まで歩いたことになったようだ。

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【初パタヤで『Marine Disco(マリーン・ディスコ)』へ潜入!】

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スワンナプーム国際空港に到着したら速攻でタクシーに乗り込み、恐らく午前2時ごろにパタヤに着くから、そのまま夜の街に繰り出す予定である。成田空港の搭乗ゲートでデルタ機への搭乗を待っているが、なかなか開始されない。1分1秒でも早くスワンナプーム国際空港に到着したい小生を嘲笑うかのように、搭乗ゲートの掲示板に1時間遅延と表示された。

結局、ちょうど一時間遅れの0:50に到着。到着してからも、到着ゲートから入国審査ゲートまで500m超と非常に長い。パタヤへの道のりは遠い。500mを小走りで駆け抜け入国審査ゲートを1位で通過して、同日の夜にマレーシアから到着した友人と合流したのが1:10ごろ。

空港でタクシーに乗り込み、目指すはパタヤ。料金は1500B。モーターウェイはがらがらで前後に車の気配は全くない。飛ばしてくれたおかげか、パタヤに1時間15分ほどで到着。しかし、ホテルのチェックインしたのは午前3時近く。今夜はさすがに無理か?!ホテルのフロントにWalking Streetはまだ営業しているか?と聞いてみると朝まで営業しているDISCOは大丈夫だろう、との回答を得た。

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【アイ・ラブ・ゴーゴーバー】

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いよいよ本日、10泊11日のタイ旅行へ出発する。あと数時間でフライトだ。前回のタイ訪問が、その後の小生の人生をガラリと変えたと言える。人生とはこんなに楽しいものなのか。そうなのだ、限られた自らの人生を精一杯楽しく満喫するのは自らに課せられた義務である。小生の快楽至上主義が一気に開花した。マンネリ化した日常を快楽至上主義が突き破って、人生に躍動感を取り戻したのだ。

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「マカオ航空」と「ビバマカオ」

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2010年3月28日、成田空港の年間発着枠が20万回から22万回へ拡大され、これに伴い成田から中東へ直行便が就航するほか、マカオ航空によるマカオへの直行便が新規開設された。夜遊びが熱いマカオ好きの小生にとって、マカオ行きの選択肢が増えるのは嬉しい限りだ。香港を経由することなくマカオに直行できるのは便利だ。週3便(火、木、日)で成田発は15時台の到着19時台、マカオ発は9時台の到着14時台。時間帯が悪いのが難点である。

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【旅の総括:ゴーゴーバー】

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まずは出費。昼食、夕食、買い食いなどの食事代、寺院の入場料、健全マッサージ代、タクシーやBTSなどの交通費を合計した一日あたりの出費は500~1000B程度だった。平均すると一日あたり700Bぐらいである。つまり、宿泊費と夜遊び代を除けば、寺院観光してマッサージを受けて屋台メシを食って一日2000円程度で済むわけだ。しかし、夜遊びに勤しむのでそうはいかない。日によっては昼間にマッサージパーラーへ繰り出し夜はゴーゴーバーをはしごして持ち帰る。7日の平均をとってみると1日あたり遊び代だけで5000Bであった(マッサージパーラー含む)。

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【不治のゴーゴーバー依存症】

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先日、お気に入りのゴーゴーバーの動画を発見した。絶対にこんなことをしてはいけない。薬物中毒の人間に薬を与えるようなものである。ゴーゴー中毒の小生は見た途端、体温と心拍が急上昇し目まいがしてきた。のうのうと日本にいる場合ではない。早くバンコクへ行かなくては。聞き覚えのある爆音に見覚えのある顔がちらほら。いてもたってもいられない気分だ。

この時、小生はゴーゴー依存症は決して治らないことを悟った。例え何年もゴーゴーバーの禁欲に成功したとしても、脳ミソの深いところにあの恍惚とした雰囲気は刻み込まれており、間違ってその記憶に気付くようなことがあれば、自らの強烈なゴーゴー依存を認識するのである。小生にとって天国があるとすれば、青空で花畑が広がるような場所でなく、怪しいライトがダンスする娘を照らし爆音が鳴り響くゴーゴーバーである。

 

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【ゴーゴー依存症の人間が下した決断】

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日本に帰国してからというもの、バンコクのこと、ゴーゴーバーのこと、Tちゃんのことばかり考える日々だ。気付けば無意識にバンコク行きの航空券をネット検索している。帰国してから1週間経った時、当然の結果として小生はバンコク行きのチケットを確保した。ゴールデンウィークに予約していた上海行きをキャンセルし、バンコク行きを予約したのだ。

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【帰国して発覚する強烈な依存症】

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寒さに覚悟して成田に降り立ったが恐れていたほど寒さはなかった。どうやら2月にしては暖かい日だったようだ。上野駅で電車を降り街の雑踏に紛れて歩いていると『ここは自分の居場所ではない』と強く思い始めた。街を歩くたくさんの人々、立ち並ぶ高層ビル、全てが偽りに思えた。頭の中ではお気に入りのゴーゴーバーの音楽が鳴り響き、音を捉えて弾けたように踊るIちゃんのダンスや余裕タップリ優雅に踊るTちゃんのダンスがぐるぐる回っている。ゴーゴーガールがステージに上がる時にワイをする愛らしい光景がフラッシュバックしたり、Tちゃんの喋る魅惑的なタイ語が空耳で聞こえることもあった。

一週間休んだせいで仕事は十分に溜まっていた。が、そんな仕事に追われながら帰国後5~6日は頭の中のゴーゴーバーに完全に支配されていた。パソコンしているとつい無意識にバンコク行きの航空券を検索していた。気付くとついついTちゃんの写真を見ていた。バンコク滞在中は夢の中にいるものだと思っていたが、帰国してみると日本での日常が非現実的な偽りで夢の中のように感じられた。『嗚呼、バンコクに戻りたい…』寝ても覚めてもそれしか考えられなかった。

 

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