【シェムリアップのカラオケ置屋『Dream World(ドリームワールド)』へ突撃!】

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今夜はシェムリアップ最後の夜だ。最後の夜も欠かさず夜の観光を敢行したい。Gダイアリーの地図によるとオールドマーケットから歩いていけそうな場所にナイトスポットがあるようだ。これまでの夜の観光からすると一掃命令により潰れている可能性も大きいが、探索してみることにした。オールドマーケット前の橋で川を渡ると、すぐに十字交差点にさしかかる。道なりに直進し、南東に伸びる道を歩き続ける。車の交通量はそこそこあるが、歩いている人は見かけない。街灯がほとんどなく暗闇で足元が見えないうえ穴だらけ段差だらけの歩道で、気を付けながら歩く。歩けども歩けどもナイトスポットどころか煌びやかなライトも現れず、期待がどんどんしぼんできた。

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十字交差点から500mほど行ったところ、時間にして10分強ほど、『Dream World』と書かれた看板に辿り着いた。Gダイアリーの地図に掲載されている『Dream World』だ。バイタクやトゥクトゥクを頼って来た場合と違い、自分の足でナイトスポットに辿り着いた場合、格別の興奮や喜びがある。Gダイアリーの地図には『Dream World』の西側に”見世物小屋のような暗黒系ひな壇”と書かれた『Doremi Karaoke』の記載があるが、『Dream World』に辿り着くまで、それらしい店はなかったので潰れたのだろう。なお、『Dream World』の奥、すぐ隣にナイトスポットらしき店があったので、これはGダイアリーの地図で”カラオケ&エロ按摩”と書かれた『88Happy Center』だったのかもしれない。

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0098(赤丸印のあたりが『Dream World』のあった場所)

0099(『Dream World』前にあった看板)

『Dream World』に到着したのは20時ごろ。通りに面したゲートにガードマンかドライバーらしき男どもが屯していたが、小生はまるで良く知っているかのようにずかずか門の中に入って行った。建物の前で店のママさんらしき人物が「カラオケ?」と聞いてきた。小生は「ブンブン」と答えた。そして、これまた良く知っているかのように「40ドル、OK?」と聞くとママさんは渋い顔で「45ドル」と答えた。この滞在中に学んだのは、まず値段を交渉するのが正しいということ。ママさんはどこの店でも、とにかく娘をまず選ばせようとする。しかし、娘を選んでしまうと、その娘を値切っているかのようで心理的に不利になる。選ぶ前ならサービス料の値切りという気持ちで交渉できる。40ドルまで下げようと娘を選ばず交渉を続けるが、なかなか下がらずママさんが女の子と相談し始めた。45ドルは悪い価格でもないかと思い、手を打った。なお、店に入ると右手にたくさんの娘が待機していた。左手にはカラオケ用の部屋と思われる一画や廊下が見えた。長椅子が平行に6~7個ほど並べられており、待機している娘は30人ほどだろうか。しかも、みんなこっちを向いて座っているため、選ぼうとすると一斉に視線を感じてたじろぐ。一番前の列に座っていたかわいい娘にビビッと来て指名した。Aちゃん、22才。ここにはやり部屋はないとのことで、近くのゲストハウスへ行くことになった。もし宿泊先がゲストハウスだったら、そこへ連れ込むことができるだろう。

バイタクで5分ほど走った人影ない通りのゲストハウスへ入った。部屋に入り、指を2本出して「ブンブン、2、OK?」と聞くと、Aちゃんは爽やかな笑顔で「OK」と答えた。本当はチップを10ドルあげるからと続けて言うつもりだったが、Aちゃんは小生のそんなセコイ考えを超越していた。さらに彼女はディープキス、クンニなど何でも快く応えてくれた。Aちゃんの唇と乳首を味わった後、彼女の股に顔を埋めた。彼女のヨーニはジャングルで、豆はそのジャングルの奥地に隠れていた。小生は異常な執着心で苦労しながら豆の皮をむいて、舌をやさしく当てた。クンニをしていると、彼女の太ももが力強く小生の首を締め付けた。Aちゃんは生尺で尺八をしてくれたが、歯がたびたび当たったり下手だった。しかし、頑張ってリンガを硬直させようとする気持ちが嬉しい。ゴムを装着して挿入し、激しくストロークし続け、無事に彼女の中で果てた。昇天して横になり、体中うっすら汗をかき、ぜーぜー息切れしている小生をAちゃんは包み込んでくれた。しばらくすると2回戦の開始を促すようにAちゃんは生尺を始めた。しかし、リンガはなかなか硬直しない。すると、半熟のリンガにゴムをつけ、騎乗位で無理やり結合して、ピストンしている間に硬直させると言う荒業を見せてくれた。無事に昇天を果たし、ベッドで横になっているとマッサージをしてくれた。Aちゃんはテクニックはないというかむしろ下手だったが、相手の期待に応えようとする態度や優しさが素晴らしかった。心底満足した小生は感謝の言葉を添えて彼女を抱きしめ、多めのチップ10ドルをあげた。ブンブンは極めて肉体的だが、精神性に大きく依存していることを改めて実感した。ゲストハウスを出て『Dream World』前でAちゃんとバイバイし、小生はそのままバイタクでパブストリートへ向かった。

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自分にとって心地よい行動はパターン化してくるものだが、シェムリアップ滞在4日目で早くもほぼ固まりつつあった。疼くリンガを抑えるため人肌恋しさを満たすため、KTVへ行きブンブンをし、音楽への飢えを満たすためパブストリートの『Temple Club』へ行き、0.75ドルのドラフトビアを飲みながら音楽を聞く。『Temple Club』の選曲はHip Hop、House、Pops、Technoとなんでもあり。曲の繋ぎは滅茶苦茶だが、大きい音量で聞けるので音楽の飢えは解消される。その点、ゴーゴーバーは偉大だとドラフトビアを飲みながら思った。娘にダンスに音楽にアルコールと全てが揃っている。

一人で飲んでると徐々に店が混んできて、二人組みの男と相席することになった。この二人がやけに仲睦まじい。しばらくして自然と会話が始まり、聞いてみると一人は台湾から旅行者で年齢は30代後半といったところ、もう一人はカンボジアの若い男性で22歳という。やりとりを見てると二人はカップルと思った。台湾人は何度かシェムリアップへ来たことがあるようだった。カンボジア人は中国語のガイドをやっているらしく中国語が本当に流暢だった。さらに面白いのが台湾人は大阪へ留学していた経験があって日本語が話せた。従って、カンボジア人と台湾人は中国語で話し、台湾人と小生は日本語で話し、小生とカンボジア人は英語で話した。小生はシェムリアップの滞在4日目で明日からはパタヤに滞在すると言うと、台湾人もパタヤへ何度か訪れたことがあるようで、パタヤの魅力を語り合うことができた。二人はビールを注文するたびに我先にと競って勘定を払う様子が面白く微笑ましかった。と、同時にこれまで金に目ざといカンボジア人しか目の当たりにしてこなかったので、この光景は驚きでもあった。結局、小生も二人にドラフトビア3杯にピッチャーのビールをご馳走になってしまった。ひとしきり飲んだら『Temple Club』の奥で3人で踊った。旅の醍醐味の一つは想像もしていなかった面白い出来事が起きることだが、この夜はまさにそんな時間だった。これ以上飲めないほどビールを飲み、しめにお粥を食べに行こうという話になる。お粥というところが、なんとも中華的だ。近くの食堂に入り、お粥を食す。飲んだ後にやさしい味のお粥が染み渡る。最後にお粥を食べれば、翌日二日酔いもなく元気とのこと。小生はここでもお勘定競争に負け、ビールのみならずお粥まで奢ってもらい、さらにホテルまで送ってもらいバイバイした。

最後の夜は3人でビールをたらふく飲み、酔った脳ミソでよく踊り楽しい夜となった。基本的に金にがめついカンボジア人が多かったが、ナイトライフで2人のカンボジアガールに癒されたことを含めて、良い出会いのあったカンボジア旅だった。

カラオケ置屋『Dream World』:ショート45ドル+チップ10ドル
ゲストハウス:8ドル
バイタク:2ドル
パブストリートのバー『Temple Club』:ドラフトビア:0.75×2杯

 

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