【Jちゃんと1年ぶりの再会】

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2012/8/3
その日の朝7時半、小生は成田空港にいた。9時40分のチャイナエアラインに乗るためである。業務が佳境で休めるかどうか危なかったが、どうにか仕事を片付けて昨晩は夜遅くに帰宅し、そのまま寝ずに朝一番の電車で成田空港にやって来た。搭乗機は定刻どおりに台北に向けて飛び立った。

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去年は2011年9月にレイテ島を訪れ日本に帰国したすぐ後で、小生とJちゃんとの関係がアサワに見つかった。さらに、アサワは小生が消し忘れた携帯電話の発信履歴からJちゃんの携帯番号を入手して、Jちゃんに電話したようだった。Jちゃんの性格そのままに、彼女はあけっぴろに色々と話したようだ。生で交わったことを含めて。また、Jちゃんにはアサワのことは言っておらず、Jちゃんとの関係は残念ながらこれで終わったと諦めた。

発覚後、Jちゃんからたくさんの着信と何度もSMSが来ていたが、応答も返信もしなかった。着信が続いた数日後、Jちゃんから驚きのSMSが届いた。妊娠した、とのことだった。9月の帰国直後に血が出たとかで生理が来たかもしれないと聞いていただけに予想外だった。とにかくJちゃんに電話することにした。本当に妊娠したと彼女は言う。更にアサワがいても良いから関係を続けたいと彼女は言った。本来なら妊娠したかどうか確認しにフィリピンに行きたいところだったが、浮気が発覚した小生がフィリピンへ行くのは到底無理な話だった。妊娠が真実かは分からないが、万が一にも妊娠しているかもしれないこともあり、なにより小生が惚れていることもあり、Jちゃんとの関係は秘密裏に続くことになった。

Jちゃんは小生が帰国した後、すぐに働き始めたものの妊娠して体調不良だとかで仕事は辞めてしまったようだった。妊娠した経緯は小生によるものなので、定期的な診察代を含めて毎月7000ペソを援助することにした。その後、小生がフィリピンに行くことは叶わなかったが、メールやSMSでまめに連絡を取り合う日々が続いた。そして、年を越して2012年5月のある日、「ごめんなさい、流産したみたい」というSMSが届いた。すぐに電話で話すと、4月に血が大量に出て、死ぬかと思ったとの話だった。なお、Jちゃんは前にも流産したことがあり、安産が難しい体質なのかもしれない。前に流産したときも7ヶ月だったらしい。もともと彼女はよく体調を崩すし、栄養状態も良くなさそうに思った。こうしてJちゃんの妊娠を見ることなく幻となった。

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2012年のGWにはEちゃんに出会い、それ以来Eちゃんへの再訪が中心となり彼女に夢中となった。Eちゃんほどの高揚感はもうなくなっていたが、それでも機会があればまたJちゃんに会いに行きたいと思っていた。Jちゃんに最後に会って1年ほど経とうとしたとき、ようやく再訪のチャンスがやってきた。

7月末から1ヶ月間、アサワが子供をつれてフィリピンへ帰省することになったのである。隠密行動でJちゃんに会いにマニラへ行くことに決めた。8月の夏季休暇は10日間取ることにした。ただ、10日間ずっとマニラだとだれそうなので、マニラ5日間&パタヤ5日間の夢の周遊とした。

台北でマニラ行きに乗り継いだ。Jちゃんに会うのは去年の9月以来だ。再会して汗と精液にまみれることばかり妄想している。30歳半ばというのに肉欲は落ち着くどころかどんどん強くなる。もはや病的といっていいレベルである。食べる暇、寝る暇を惜しんで狂ったように汗と精液にまみれよう。

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30分ほど遅れて16時にマニラ空港に到着した。空港を出てランデブーポイントで彼女を探すもなかなか見つからない。イライラがだいぶ溜まったところでようやくJちゃんに会えた。1年ぶりだったが彼女は変わっていないように見えた。

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