【フィールドトリップ参加でバギオへ】

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フィールズに面したレストランでのんびり朝食を取っていると、授業中の様子を撮った写真がXちゃんからLINEで多数送られてきた。制服姿もかわいい。ただ、写真が何回も送られてきて真面目に授業を受けているようには見えなかった。今夜フィールドトリップに一緒に行こう?、とまたXちゃんから聞かれた。友人に一緒にフィールドトリップへ行くか聞いたところ面白そうだとの前向きな反応だ。それを聞いて、Xちゃんへフィールドトリップに参加することを伝えた。正午過ぎに小生たちはホテルに戻り、13時には学校を終えた彼女がホテルにやって来て再会を果たした。

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3時間ほどしか寝ていない彼女は睡眠不足に違いなく、ベッドに倒れこむと転寝を始めた。30分ほど寝たかと思えば、急に起き上がり学校に行かないといけないと言う。小生と友人のフィールドトリップ代の前金を彼女が払ってくれたらしいが、残金を急いで払いに行かないといけないとのことだ。二人でホテルを出てトライシクルに乗り込み、彼女の学校へ向かった。MacArthur Highwayを南下しRobinson’s Mallを脇目に更に進み、川を渡ったところで停車した。長屋のような建物に入って階段を登る彼女に着いて行くとそこが彼女が通うコンピュータの専門学校だった。担当の先生に挨拶をしてフィールドトリップ代を払った。彼女は小生のことをボーイフレンドだと紹介したようだった。生徒だけでなくそのボーイフレンドと更にその友人までフィールドトリップに参加できてしまう自由さがフィリピンらしかった。空腹と言うXちゃんと彼女お勧めのレストランへ赴いたが閉まっていたので結局ジョリビーへ。ファーストフードはあまり好きではないようでジョリビーはめったに来ないという彼女だが、よほど空腹だったのかライス2つにチキンとよく食べる。背は低くてスリムな彼女だが、その食べっぷりは見ていて気持ちいい。一緒にホテルに戻り少し睡眠をとってからXちゃんとまた生リンガで交わった。二人でまどろんでいると彼女のお姉さんから家に帰って来いとの指令メールがやってきた。普段は一人で暮らしているXちゃんが今はお姉さんがたまたま訪ねていて、お姉さんがフィールドトリップ用に料理を作ってくれるようだ。Xちゃんの家は先ほど渡った川に近く、民家が長屋のように密集するところにあった。トライシクルで10分ほどで彼女の家に到着すると、お姉さんがすでに料理を始めていた。チキンアドボとフライフィッシュで美味しい香りが台所から漂ってくる。作ってもらった料理の品やお菓子などをリュックサックに積めて、ホテルに戻った。そのリュックサックを見ていると遠足に行く子供の頃の感覚が蘇ってくるようだった。彼女は店へ休むことを既に伝えたようだ。ホテルのレストランで夕食を済ませて、Xちゃんの友達が待っているというミニストップへ迎えに出かけた。

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その友達は結婚していて旦那はアンヘレスでホテルを経営している韓国人だという。Xちゃんはこれまで色々な仕事を経験していたようだが、その旦那の経営するホテルで働いたこともあった。その時すでに彼女と旦那は結婚しており、そのホテルでXちゃんは彼女と出会って以来、友達となったらしい。ある日、夜勤を命じられたXちゃんが働いているとオーナーが傍に来て「俺と一緒に寝るんだ」と迫ってきた。拒否するXちゃんに対して「寝なければ首だ。どの女も俺と寝るし、悪いようにはしない。」と拒否されたことが信じられない様子だ。生活のために働いているがプライドを捨てるつもりはないと、Xちゃんは怒りが蘇ってきたようで興奮しながら小生に語ってくれた。ただ、友達は子供と母親のため旦那と別れる気はなく我慢するつもりという。旦那は従業員などの女たちと関係を持っている一方で、アサワに対する独占欲が病的なほど強いらしい。フィールドトリップへ行く許可が下りず隠密で家を抜け出した友達とミニストップで合流した。友達は20代後半で落ち着いた雰囲気であり、美しい顔をしていた。昔はさぞもてたことだろう。友達は旦那が追いかけてくると周囲を異様に気にしている。すると、友達はある洋服店に入って身を隠した。旦那を見かけたという。Xちゃんが向かいの通りを早足で歩く一人の男を指差し、あれが友達の旦那だと教えてくれた。周囲を警戒しながら小生とXちゃんと友達の3人は旦那に見つかることなくホテルに到着した。フィールドトリップの出発は深夜で、しばらく時間を潰してから小生の友人も誘って4人でトライシクルに乗ってXちゃんの専門学校へ向かった。

学校前には薄暗い中、多数の人影が見えた。やがて一台の乗用車が学校前に止まった。観念した顔でXちゃんの友達はその乗用車に向かった。彼女の旦那だった。連れて帰されるのかと不憫に思ったが、5分ほどすると彼女は戻ってきた。フィールドトリップを楽しみにしている妻をさすがに集合場所から家に連れ戻すことはなかったらしい。その間、Xちゃんはずっと小生の背中で隠れている。その旦那とは迫られた経緯があるから顔を合わせたくないようだ。昼間に学校で挨拶した先生もやってきた。小学生ぐらいの男児と女性が一緒だった。あの女性は先生の奥さん?とXちゃんに聞くと、違うという。ガールフレンドだと。フィールドトリップに息子とガールフレンドとは、さすがフィリピン。自由だ。深夜1時ごろに大型バスが2台やってきた。この貸しきった大型バス2台でバギオまで行き、各地を周遊し、夜にアンヘレスに戻ってくるらしい。未成年がいるため泊まりは出来ず、このような強行スケジュールとなったようだ。参加者が集まったところで2台の大型バスは動き出し、バギオに向けて北上した。Xちゃんの仲の良い友達2人も加わり、すぐ近くのシートに座った。出発して早速Xちゃんらは持ち寄った料理やお菓子やドリンクを開けて口にしている。まるで遠足だ。腹が満たされ、Xちゃんと密着してシートに深く腰掛けて眠りについた。目が覚めると夜は明けてバギオだった。アンヘレスから4~5時間ほどかけてバギオにやってきたようだ。イチゴ農園で降りるとフィリピンらしからぬ涼しい空気だった。ここバギオは標高が高く、避暑地に適しているようだ。山間の急斜面に人家が密集している光景が印象的だ。土産屋が並ぶ中、イチゴやお土産グッズを冷やかしつつ、小生とXちゃんはお揃いのバギオTシャツを買い、試飲して美味しかったワインを買った。次は、彼方まで階段が続くルルド洞窟(Lourdes Grotto)へ。ここはフィリピンの有名な巡礼地らしく長い階段を登った先にマリア様の像があり、ロウソクに火をつけて祈りを捧げることが出来るわけである。無宗教な小生ではあるが、階段を登りきって見た景色は清々しかった。その後は、広大な敷地を持つ陸軍士官学校を見て回ったり、SMモール・バギオへ行ったり、Mines View Parkで無数の土産屋に驚いたり、大きな池のある公園でボートを漕いだりした。全ての工程を終えて夕方の6時となったところで2台のバスはアンヘレスへの帰途に着いた。

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(バギオのイチゴ農園、アンヘレスと違って田舎のバギオは空気が美味しい気がした)

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(ルルド洞窟のマリア象と献花)

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(PHILIPPINE MILITARY ACADEMYは広大な敷地に緑が多く閑静な場所だった)

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(著作権を気にしないところがフィリピン、ドラえもんのクオリティーが激しく低レベルなのもフィリピンらしい)

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