【ジャカルタ、ナイトクラブ密集のケラパガーディンに潜入!】

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12/27
今日の昼間はケラパガーディンを探索することにする。マンガブサールの長屋置屋を冷やかしてからトランスジャカルタのマンガブサール駅へ赴いた。しかし、トランスジャカルタがなかなか来ない。北に向かう反対方向は次々と来ている。15分ほど待ってようやく1台到着するも混んでて中に入れない。3台目で無理矢理、乗車できた。

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2駅目のHarmoni(ハルモニ)駅でK-02線に乗り換えた。ハルモニ(Harmoni)駅はK-02線の始発らしく乗車すると乗客おらず座ることができた。なお、Kota(コタ)駅とBlok M(ブロックM)駅を結ぶいつも乗車するK-01線とは違って、K-02線は基本的に駅到着時は先頭車両のドアしか開かないようだ。通りすがりに独立記念塔(モナス)の一帯を見たら、すごい人混み。先日見たときは人が全然いなかったが、今日は日曜日だからだろうか。K-02線に乗ってから40分ほどかけてASMI駅で下車した。時刻は12:40頃。このASMI駅から歩いてケラパガーディンを目指すつもりだ。

Transjakarta ASMI
(トランスジャカルタのASMI駅)

強い陽射しの中、川沿いを北上するものの周辺には本当に何もない。この先に本当にケラパガーディン、つまり『King Cross(キングクロス)』などのナイトクラブが密集する地区があるのか?不安に思いながら足を進めた。歩いていると徐々に綺麗な建物や高層マンションが現れ景色が一変してハイソな場所になってきた。トランスジャカルタを下車してから徒歩25分ほどで、ようやく目当ての『King Cross(キングクロス)』に到着した。しかし、まだ13時過ぎと時間が早く『King Cross(キングクロス)』は閉まっていた。なお、ケラパガーディンに向かうなら小生の真似をしないで素直にタクシーで来るか、またはトランスジャカルタでK-10線に更に乗り換えて「モールオブインドネシア(通称MOI)」近くで下車するのが良いだろう。

Kelapa Gading
(『King Cross(キングクロス)』へ向かう途中で見かけた警察関連機関)
Kelapa Gading
(『King Cross(キングクロス)』が近づくにつれて上流階級の佇まいに)

小生は「モールオブインドネシア」を目指して更に歩くことにした。徒歩10分ほどで「モールオブインドネシア」に到着し、ランチを取るためFoodParkというフードコートに向かい、ナシゴレンとサテとドリンクのセットを注文した(5万ルピア)。ナシゴレンはおいしかったが、サテはピーナッツソースが甘過ぎるように思った。この後も何度かジャカルタでサテを食べてみたが納得する味のものはなかった。どのショッピングモールでも子供向けの小さな遊園地があるのが流行りのようだ。この「モールオブインドネシア」でも人気があるようで沢山の家族連れが遊んでる。「モールオブインドネシア」付近は高層マンションが並びハイソな一帯だが、モール内は工事中や入居待ちの区画が多過ぎて寂しさを感じた。モールの巨大な面積を店舗で埋めきれていないようだ。「モールオブインドネシア」を出て道路を挟んだ向かいの「ハイパーマーケット」に試しに行ってみると、外観も内部も寂れてて廃墟のようでゾンビが出てきてもおかしくない雰囲気だ。

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Mall Of Indonesia
(「モールオブインドネシア」の周辺はハイソな建物が立並ぶ)
Mall Of Indonesia
(「モールオブインドネシア」内にあった子供向けの遊園施設)

17時ごろケラパガーディンのナイトクラブ『MTR2』に入ってみた。店内に客はおらずソファーに座っている十数人ほどの女を確認できたが、レベルが低いし年増が多いように見えた。ママさんに座るよう勧められたが、女チェックのため店内を一周しただけですぐに店を出た。次に、主目的のナイトクラブ『King Cross(キングクロス)』に入った。扉を開けてセキュリティーゲートをくぐると番号札を渡された。さらに奥に進むと暗い大きなフロアが広がっており、左右の壁際のソファーにそれぞれ20~30人ほどの女がライトアップされて座っていた。さすがケラパガーディンで最も有名なナイトクラブだけあって女の数は多いし、10組ほどの客がすでに席に着いている。右側の壁際のソファーに座っている女たちの方がたしか価格が高かったはずだが、パッと見た限り左側とレベルはあまり変わらないように思った。中央には小さなステージがあるが、小生が訪れた時は使われていなかった。コーラと羊肉のサテを注文し、しばし女たちを鑑賞することにした。

しばらくすると、ジャスミンという娘を右側のソファーからボーイが連れてきた。年齢は18歳で、顔はまあ綺麗な感じだ。働いて2カ月と言う。娘は日本語の単語を少しだけ知っており、日本人がターゲットのようだ。羊肉のサテがサランラップ付きで出てきたが日本人からすると電子レンジで温めたように見えるので止めた方が良いと思ったものの、他のバーや高級スパでもそうだったので、これがジャカルタ・スタイルなのかもしれないと思い直した。娘はアンコールが好きらしいのでドリンクを奢ってあげることにした。小生はビール、彼女はコロナを注文した。アルコールを飲み終わったら上の部屋に行こうと早速のお誘いが娘からあった。小生が娘の顔を見ると、彼女はいつも顎を引いて目を大きく上目遣いしてパチパチと瞬きをする。きっと彼女のキメ顔なんだろう。しかし、そのキメ顔が滑稽過ぎる。小生はなんとか笑いを堪えて平静を装うのに必死だ。彼女は普通の表情をしている分には美人なのに、そのキメ顔が台無しにしているとは微塵も気付いていないようだ。彼女には日本人の客がいるらしいが年末年始休暇で日本に帰ってしまったと言う。常連の駐在員たちが一時帰国したせいで年末はあまり稼げていないのかもしれない。彼女から部屋に行こうと何度もお誘いがあった。そして、飲み終えたら部屋に行こうと言って彼女はコロナを一気に飲み干した。娘は案内役の男を呼んでしまうが、小生は「うん」と首を縦に振らなかった。「私が嫌なの?」と聞かれ「ただ飲みたいだけなんだ」というとようやく諦めてソファーへ戻って行った。たしか左側のソファーの女が32.5万ルピア、右側が65万ルピアだったと思う。彼女はそれなりの美人で悪くなかったが、カリジョドでの15万ルピアの熱戦を考えると、馬鹿らしくてここで対戦する気になれなかった。小生はカリジョドの弊害が発症していた。つまり、カリジョド以外で遊ぶ気になれない症状だ。会計すると、コーラ、ラム肉サテ、コロナ、ドラフトビアで17万7600ルピア、これに30%の税とサービス料がかかり計23万880ルピアだった。

Kelapa Gading Sumo Sauna
(ケラパガーディンにある『SUMO Sauna』もそっち系施設)
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