月刊誌「Gダイアリー」休刊

Pocket

初めにその一報を目にした時、何かの間違いだろうと思った。が、9月14日に配信された編集長の町ル田マチオ氏によるメルマガでは『Gダイアリー』の休刊を知らせる内容となっており本当に終わってしまうのかと驚いた。そして、休刊号となる2016年9月15日発売の2016年10月号(通巻204号)を確認すると、ここでも休刊のお知らせが掲載されていた。

広告

G-Diary
(2016年10月号に掲載された休刊のお知らせ)

創刊は1999年で17年間続いたという『Gダイアリー』。小生も昔からアジア夜遊びの貴重な情報源として『Gダイアリー』は読んでいたし、電子書籍の展開が始まると(たしか2014年7月15日発売の2014年8月号)、すぐに電子書籍の定期購読をするようになった。最強マップや特集記事に世話になることも良くあった。

昔はもっと濃い雑誌というイメージだった『Gダイアリー』。しかし、『アジアの雑誌』騒動の影響で2011年に『Gダイアリー』がリニューアルしてからは軽い雑誌になり、小生にとっては詰まらないものになってしまった。ひょっとすると、5年前の2011年に『Gダイアリー』の終焉が始まっていたのかもしれない。小生はリニューアル後は『Gダイアリー』を買わなくなったし、電子書籍の定期購読をきっかけに『Gダイアリー』に復帰したが、特集記事の深堀具合といい情報量といい連載記事の内容といい、どれも浅くて軽くて相変わらずイマイチでいつ定期購読を止めようかと思っていた。

雑誌読者の要望は多様だろうし、昨今のインターネットではもっと新鮮でもっとディープでもっと面白いアジア夜遊び情報が転がっているから、海外やタイをネタにした雑誌には厳しい環境だと思う。同じく海外夜遊びネタの月刊誌『アジアン王』は2014年10月10日発売号をもって休刊となった。残された『Gダイアリー』も休刊となり、これで海外夜遊びネタの月刊誌はなくなった。

広告

今後、『Gダイアリー』は雑誌としてではなく、WEBサイトでのコンテンツ配信やコンテンツ販売へシフトしていくとのこと。昔の『Gダイアリー』のように、ディープで尖った内容のコンテンツが発信されていくことを期待したい。

<参考記事>
アジア夜遊び系雑誌
月刊誌「アジアン王」休刊

Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。