「アジアン王国 Vol.18」(最終号)発売

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2019年3月28日に「アジアン王国 Vol.18」が発売された。内容があまりに酷すぎるためVol.14を最後に購入するのを止めていたが、Vol.18が最終号となるらしいので1年ぶりに購入してみた。発行は大洋図書。定価はさらに値上がりしていた。月刊誌だった頃の「アジアン王」の最終号は税込600円、「アジアン王国 Vol.1」は税込680円、そこから徐々に値上がりし、1年前のVol.14の時点で税込760円、最終号のVol.18は税込840円となっていた。結論から言うと、上がったのは値段だけで相変わらず買う価値の全くない雑誌だった。よくも値上げできたものだと思うようなペラペラの薄い内容で、Vol.18まで生き永らえたことが奇跡的と思われる。

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アジアン王国 Vol.18

最終号である「アジアン王国 Vol.18」の内容は、ピンボケオヤジの記事、タイのゴルフ事情、コタキナバルの風俗紹介、タイ風俗の魅力紹介、スンガイコロクの風俗紹介、ジャカルタの風俗紹介、ビエンチャンの風俗紹介、ローカル置屋の記事など。見開きマンガ18話(36ページ)を含めて、昔の誌面から記事を再掲載しまくっているのは最終号まで同じだった。閉鎖済みのジャカルタの高級スパや壊滅済みのウドンタニ―の置屋街が掲載されていて、これを読んで現地に訪れる人がいないか心配になるのも今号も同様だった。

小生が唯一興味を持てた記事が福ちゃんによるベトナムのヴォイ村の1ページ記事。2017年3月ごろに置屋が壊滅したと聞いていたので、現状も壊滅したままであること、復活は望めないことを裏付ける記事だった。

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最後の対談記事では「これまで販売実績の振るわなかったアジアン王国をここまでやらせて下さった事に心より感謝しております。」と言っている通り、最終的には誰からも望まれない雑誌になっており、鮮度が命の風俗情報誌において、数年前の価格や現状とは異なる情報を載せていることを考えると、むしろ百害あって一利なしの雑誌に成り下がっていたように思う。最終号ということで、これ以上の海外風俗初心者にとってのニセ情報被害が出ないことを安堵するばかりである。

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