2018/03/24
ここ数年、家族がフィリピンへ帰省する際、小生は付き添っていないためフィリピンへ行くのは久しぶりだ。小生の渡比は、2015年7月のセブ島旅行以来となるので約2年半ぶり。なお、小生のサンボアンガ帰省は前回が2013年8月なので約4年半ぶりとなる。最近では家族がフィリピンに帰省する際はもっぱら午前中に出発する羽田-マニラのANAと決めている。このANA便なら昼過ぎにマニラ国際空港のターミナル3に到着する。ターミナル3はフィリピン各地にセブパシフィックが国内線を飛ばしており、昼過ぎの到着なら時間に余裕をもってマニラからサンボアンガへその日のうちに乗り継ぎが可能となる。ということで、都内から近い羽田空港からの出発で、かつマニラ国際空港のターミナル3到着となるとANAの一択になる。
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マニラ国際空港のターミナル3は1階が到着フロア、3階が出発フロアとなっている。日本円からフィリピンペソに両替する場合、3階の両替屋のほうが1階より1万円あたり150ペソ以上お得なので、国内線乗り換えの人は3階に行ってから両替したほうが良い。また、3階にもSIMカードを売っているキャリアのカウンターがあるので、1階のいつも混んでいるカウンターに並ぶ必要はない。アサワコがGlobe好きなので、いつも買うのはそのSIMカードとなる。400ペソ(約800円)の1GB容量のSIMカードは売り切れていたので、600ペソ(約1,200円)の4GB容量のSIMカードを選択した。30日間有効とのこと。SIMカードの交換に、プロファイルの変更まで全てスタッフがやってくれた。
ターミナル3の4階のジョリビーが健在だったので入店してみた。アサワコはジョリビーのスパゲッティが好きで早速オーダーしていた。ジョリビーのみならずフィリピンのミートソーススパゲティは日本人にとっては甘さが過ぎるので口に合わない。バーガーなども合わせて注文して302ペソ(約600円)だった。4階のジョリビーは狭い店内である上に混雑しているので席を確保するのが大変だ。後から知ったがターミナル3の1階に大きなジョリビーがあったので、利用するならそちらの方が良さそうだった。1階にはチョーキングの店舗もあった。
セブパシフィックのマニラ-サンボアンガ線の機内では乗客が持ち運ぶクリスピードーナッツを何箱も見かけた。帰省のお土産として持って帰るのだろう。日本でもブームとなったクリスピードーナッツがフィリピンでこれほど流行っているとは知らなかった。セブパシフィックの機内で80ペソ(約160円)のブリュードコーヒーを頼んだが、高い価格に反して驚くほど不味いので要注意。不味さに驚いてから以前にも頼んだことがあったのを思い出した。高価格だから美味しいだろうと期待して忘れたころにまた買ってしまいそうだ。
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サンボアンガ空港に到着すると、いつものようにアサワコのファミリー総出でお迎えが来ていた。サンボアンガも昔は車が少なかったが、だんだん増えてこの街にも渋滞ができるようになった。目的地のレストランに行くまで渋滞が続く。到着した「レストラン・マノマノ」はサンボアンガでは有名なレストランとのこと。3月のこの時期は卒業シーズンらしくホテルはどこも満室で、このレストランも予約がたくさん入っているようで非常に混んでいるし品切れのものが色々とあった。ファミリー総出の二十数人のディナーは約4,000ペソ(約8,000円)だった。フィリピンは子供がたくさんだ。ファミリーも子供だらけだし周囲のテーブルも同様で、高齢者が溢れかえる日本と違い、フィリピンは若々しい活力に溢れている。
アサワコのアテが空室を見つけるためにホテルをたくさん回ってくれたが、卒業シーズンで満室ばかりだったらしい。なんとか空いているホテルを抑えてくれた。「C.T. Boulevard Hotel」のExecutive Roomで本来は3,500ペソだがアテ(アサワコの姉)が値切ってくれて2,900ペソ(約5,800円)となった。
サンボアンガにはこれまでショッピングモールはあったものの、マニラにあるような巨大なモールはなかった。が、初めてKCCモールという巨大モールがサンボアンガにもできた。アサワコが前回帰省した2016年の年末には既にできていたらしいが、小生は今回初めて目にした。サンボアンガに大量の店舗に見合うだけの購買力があるか分からないが、モールにはたくさんの客が来ていて、付近の交通量や車の流れも一変した。
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ホテルでは恒例のファミリーへのお土産贈呈大会が始まった。行きの荷物の半分以上は、ファミリーに配るための大量のチョコレートやお菓子やコスメや洋服などなど帰省のために買い貯めた日本からのお土産だ。アサワコが一品ずつを親族一人一人に手渡すと各々嬉しそうに受け取っていた。ここまでは順調だったが、ホテルで家族全員のパスポートが無いことに気付いた。マニラ-サンボアンガ線の機内でアサワコが忘れたようだ。