【パタヤ『Cosy’s A GoGo(コージーアゴーゴー)』のAちゃんと擬似恋愛】

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連れ出した後の過ごし方は、小生の中でほぼ確立しつつあった。DISCOでデートである。そこで一緒に踊りながら親密度を上げようということだ。Aちゃんに聞くもDISCOはそれほど詳しくないようである。WalkingStreetの中ほどにあるディスコ『Tony’s Entertainment Complex』に入る。どうもインド人もしくは中東人が多い。エントランスを抜けてフロアに入る。盛り上がっている。アルコールを飲みつつフロアの様子を眺める。選曲がいまいちでココロが踊らない。理由は簡単だ。選曲がアレである。インド人仕様のDISCOだったらしく、選曲に偏りがある。インド曲が流れるたびにインド人だらけのフロアは大盛り上がりだが、小生たちは”ぽか~ん”である。30分ほどで表に出てホテルへ帰ろうと小生。しかし、Aちゃんは『Cosy’s A GoGo』に行きたいと言い始める。せっかくペイバーして外出したのに何故、店に戻りたいのか分からなかった。若さとは遠慮がない。彼女のストレートなおねだりに負けて『Cosy’s A GoGo』へ戻ることに。戻ってようやく理由が分かった。さっきのDISCOではやはり不完全燃焼だったということである。AちゃんはDJに頼んで東北のモォラムスィングをかけてもらい私服のままステージ上を狂ったように踊りまくる。暴れ馬のような勢いで、もう誰にも止められない。イサーンのソウルダンスミュージックが彼女のエネルギーに油を注ぐ。10数分後、彼女は汗だくで戻ってきた。ものすごく酔っ払ったと彼女は連呼している。アルコールの入った状態であれだけ踊り狂ったら、そりゃそうだろう。

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酔ってふらふらな状態のAちゃんをホテルに連れて帰る。お互いシャワーを浴びる。シャワーを浴びて化粧を落とすタイプとそうでないタイプがいるが、彼女は前者だった。だいぶ印象が変わった気がした。二人でベットインして体を絡ませた。ディープキスがやはり美味しい。前儀もそこそこに硬直した息子を彼女の中に入れる。昨夜は持ち帰りがなかったので1日ぶりの快感である。Aちゃんの影響を受けたのか小生は激しさを露にして腰を振る。昇天したころには全身に汗が滲み出ていた。お腹が空いたというのでルームサービスを頼み、ベッドで寝転がり彼女と話をする。Aちゃんは英語が全くダメなのでタイ語のみである。小生はこの訪泰前に二ヶ月間だが毎日勉強した。そのおかげで簡単な文法と僅か100~200単語ぐらいだろうが習得することができた。Aちゃんや色々なゴーゴー嬢と一緒に過ごしている時、この僅か100単語程度が非常に効果的に小生を助け、タイ語を勉強してきて良かったと思った。若さの素晴らしいところは直情的、短絡的であることだ。注文したカーオパットが届くころには、明日は何をしようかとか、Aちゃんの家に行こうとか、映画を観ようとか、今度一緒にノンカーイに行こうとか話していた。

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食べ終わると自然と事が始まった。が、アルコールのせいか化粧を落とした彼女に息子がわがままを言い出したのか中折れになってしまった。しかしである、口の中で出して良いからと言って彼女は生のまま息子を咥えて生尺八を始めた。小生は彼女の気立ての良さに感激しながら天に召された。若さ溢れるAちゃんは性欲も食欲も旺盛である。まだ空腹が満たされていなかったようで、またカーオパットを注文した。一緒にカーオパットを食べながら、レンタルバイクの期限が13時なのでそれまでに三国志のテーマパークへ行こうと誘った。もうAM4時なので寝ようと二人でベッドに入ると、気まぐれな小生の息子は硬直状態に。Aちゃんが硬直に気付くと事が始まってしまった。

遅めに起きてレンタルバイクで三国志テーマパークへ向かう。迷いそうだったのでバイタクに先導を頼んで目指すが、これが正解。スクンビット通りからソイに入って、ここからが遠かった。走れども走れども着かない。先導がなければさ迷っていただろう。結局、40分ほどかけてようやく到着。「The Romance of The Three Kingdoms Theme Park」という三国志のテーマパークだ。大きな塔と三国志の名場面が書かれた長い壁画がある。1時間あればだいたい見終わることができる。小生は三国志が好きなのでそこそこ楽しめたが、興味のない人には全く楽しめないだろうし、興味のある人でもわざわざ遠出してまで来るほど魅力があるかと言われると微妙だ。立地が悪いせいか、パーク内は見物客がほとんどいなかった。

市街地に戻りレンタルバイクを返却するも、バイクにダメージがあるからデポジットの1000Bは返せないと言う。隣にいたインド人も同じようにデポジットが戻ってこなかったと文句を言っているから、そういう手口なのだろう。ビーチロードのソイ13/4路上のレンタルバイク屋は要注意。パタヤを訪れた際は、なるべく信頼できそうなレンタルバイク屋を選んで頂ければと思う。なお、一応警察へ行ったがまるで役に立たなかった。巨大ショッピングモールの「Central Festival Pattaya Beach」で食事を取り、映画「Iron Man 2」を観ることに。洋画の公開が遅い日本ではこの映画は1ヶ月半後に公開された。

デートの間、小生はずっと考えていた。今夜、ベッドが濃厚なAちゃんと過ごすか、新しい出会いを求めるかである。しかし昨夜、垢抜けたかわいい印象だったAちゃんは化粧を落として今は野暮ったい印象に様変わりしていた。化粧とはかくも恐ろしいものなのか。やはり新しい出会いを求めるべきだとの結論に達した。もうお金がないから今夜は一緒に過ごせないと言うも伝わらない。彼女が英語が分かる友達に電話し、友達を介して言いたいことが伝わった。「ならいくら出せる?」との問いかけ。中途半端な値段だとOKされる恐れがある。「1000B」と答えると「ロングで2000Bなら良いけど1000BはNG。あなたはそれでいいの?」と。小生は頷き、昨夜のロング3000Bと多めのチップ500B渡して彼女とバイバイした。もう夕方で夜は近い。太陽が沈んだら、さあ、パタヤの夜に繰り出そう。

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