12/28
旅に出る前はたいてい仕事が忙しい。ただ悪いことばかりではない。疲れているし睡眠不足なので深夜便で気を失ったように熟睡できる。21時半に羽田空港に到着した。年末とあって羽田空港の出発フロアは人が多く、普段より混んでいる様な気がした。長い列が出来ていると思ったがエアアジアのカウンターはがらがらだった。旅に行くかどうか直前まで決めかねていたので、旅をする実感が全くない。が、チェックインが終わってEちゃんに電話してみるとすぐ翌日には彼女に会えるとようやく実感して気分が上がってきた。
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羽田空港はメシが異様に高く、平民には選択肢がほとんどない。その限られた選択肢の一つであるラーメン屋には長い列ができていた。前回食べた時に好みの味ではなかったラーメン屋を通り過ぎ、今回はプロントでパスタと生ビールを平らげた。出国エリアでEちゃんファミリーへのお土産に日本の菓子折り2つを買った。フライトは定刻どおりの出発し、離陸してすぐに睡魔に取り込まれた。
年末年始、最初はフィリピンへ行くつもりだった。2012年5月に買った羽田-KLのエアアジア航空券が手元にあり、KLからフィリピンへ飛んで、久しぶりにアサワの実家に行き、ついでにJちゃんに会うつもりだった。Jちゃんとは体の相性も良いし、セックスも燃えるし、生中出しがなんといっても最高だ。
だが、マニラでのクリスマスの混雑ぶりに辟易したことと、マニラで食事にあまり満足できなかったことが頭に残っていた。マニラ経由やセブ経由などあらゆるルートを調べたがアサワの実家までのフライトがやけに高いので断念することにした。そのときJちゃんと冷却期間であったことも断念を後押しした。そこでタイへ隠密で飛ぶことにした。KLからバンコク行きの航空券は直前だがそれほど高くなかったし、便数が豊富だった。Eちゃんとの再会とセックスはもちろん、タイフードとタイマッサージも恋しかった。
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12/29
KL LCCTに到着し、マレーシアに入国をしたのは朝7時だった。いつもようにマシンでチェックインを済ませてから「Coffee Bean & Tea Leaf」へ向かい、コーヒーとチーズケーキを注文した(20.70リンギット)。またエアアジア機に乗り込み、バンコクに向けて飛び立った。定刻を30分ほど過ぎて12時ごろバンコクはドンムアン空港に到着した。
ドンムアン空港は数年前に利用したことがあるはずだったが全く覚えていない。新鮮な気持ちで歩いたドンムアン空港は地味でこじんまりとした空港だった。入国審査を済ませて、ターミナル内を探すもなかなかEちゃんに会えない。しばらくしてやっとEちゃんの父親を先に発見して、Eちゃんにも会えた。父親に母親に弟二人、それにEちゃん、家族勢揃いだ。
ドンムアン空港からパトゥムターニを目指した。久しぶりに会うEちゃんは恥ずかしがってこちらを直視してくれないがそんなところが可愛かった。1時間ほどでパトゥムターニに到着し、TESCO Lotusのフードコートで食事することに。パトゥムターニではやたらangry birdの子供服やグッズを見かけたことから、angry birdの人気は継続していて更に増しているような気がした。
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ずっと食べたかったクイッティアオに小生は満足した。クイッティアオの麺とスープと香草の風味がタイに来た実感を与えてくれた。小生は日本でもクイッティアオが無性に食べたくなると近所にたくさんあるタイ料理屋の一つに行ってクイッティアオを食べるほどであるが、1000円とタイの10倍ぐらいする。小生は4つの調味料を全て入れた上で酢をかなり多めに入れるのが好みだ。Eちゃんは砂糖を信じられないほどたっぷり入れ、唐辛子もたくさん入れるのが好きなようだ。食べ盛りの上の弟は2皿をペロリと食べた。小生はクイッティアオを平らげた後、カリカリ豚と野菜あんかけご飯を食べたが、これがめちゃめちゃ美味い。カリカリが香ばしく、夢中で食べた。
TESCOで買い物をしてから家へ到着した。やることがないので家でゴロゴロし、2時間ほど昼寝した。起きたらすでに夕暮れで、夕食の良い香りと料理をする音が聞こえる。まるで小生の実家に帰ったような錯覚に陥った。実際にはもう7年ほど実家に帰っていない。家の前の軒先でEちゃんとバトミントンをし、けっこう良い汗をかいた。
夕食は3品のおかずにスープにごはんを家族全員で頂いた。小生の日本の食生活よりずっと豊かだ。アサワは料理が得意ではないので、おかずはたいてい1品。デリバリーや弁当で済ますことも多い。Eちゃんのお母さんの料理は上手で小生は今回も食べすぎた。胃が苦しいので、オレンジ味の炭酸水を飲ませてもらう。これも前回、Eちゃんの実家に来たときと全く同じだ。そして、前回同様にホテルは「ダーリン・イン・ホテル」(1泊600B)。生リンガでEちゃんと2回交わり、エレクトするときは膣外で射精した。大好きなEちゃんとリンガでつながっていると、ここがこの世の天国だと理解した。