【ビエンチャン、置屋『ワンダーランド・ゲストハウス』へ潜入!】

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5日目。チェックアウトを済ませ待っていると、時刻通り9:30にピックアップのミニバスがやってきた。支払い済みのバスチケットを運転手に見せると頷いた。車内には誰もいないので一番奥に座った。ミニバスは街中の幾つかのゲストハウスを回り人を拾って行く。10人ほどの人を乗せると車内はぎゅうぎゅうだ。小生以外は全部ファランだった。彼ら彼女らは大きなバックパックを持ち込み車内を一層狭くさせた。満席となったところで13号線沿いのバスターミナルに着いた。バスターミナルでしばらく待っていると二階建てのVIPバスがやってきて10時過ぎに出発である。隣に座った若い大柄ファラン女性は、ひどく揺れるバスの中、たくましくもKindleで読書にふけっていた。1回トイレ休憩の停車を挟んで、4時間かけて14時過ぎにビエンチャンの街中に到着した。

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バスは国立博物館の隣に到着したので、腹を空かせた小生は歩いて数ヶ月ぶりに「LAO Kitchen(ラオキッチン)」に赴いた。店内はとても混雑している。ビジネスマンらしき日本人客の団体やファラン観光客達などで満席に近い。「LAO Kitchen(ラオキッチン)」は価格帯がかなり高いので地元客はいないが、人気は有るようだ。小生が注文したカリカリ豚のソースがけご飯(2.5万キープ)はうまかった。

2万円両替して軍資金を作って、3万キープで妥結したトゥクトゥクで予約しておいたホテル「Phonethip Plaza Hotel」へ。ここは中心街から離れたホテルで、タラートサオモールやその隣のバスターミナルの道をずっと南東へ進むと到着する。ホテルは大きなビルだが、付近にはなにもない寂しい場所である。すんなりチェックインを済ませエレベータで部屋に向かった。部屋は広くそこそこ清潔感はあるが、ホテルの館内や廊下や部屋は薄暗く重い雰囲気で活気は一切無い。Agodaの「Phonethip Plaza Hotel」のページによるとレンタル自転車があると記載があり、フロントのスタッフに聞いてみると少し考えた後に無いと言う。その後、フロントのある1階に数台の自転車が置かれているのを発見し、スタッフに借りたい旨を伝えるも、全てパンクや故障していてレンタルできるものなかった。どれも埃をかぶり長く放置された様子だった。

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(ラオキッチンで食べた、カリカリ豚のソースがけご飯)
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(「Phonethip Plaza Hotel」で貼ってあったポスター)

部屋でごろごろしてから16時半にホテルを出発した。目指すは置屋の『Wonderland Guest House(ワンダーランド・ゲストハウス)』だ。スマホのグーグルマップで現在地を確認しながら歩いて20分ほどで到着。『ワンダーランド・ゲストハウス』の看板があることから場所は間違いないが、まさにお化け屋敷みたいな外見で人を寄せ付けない異様な雰囲気だ。人気を感じないが、意を決して敷地に入り、建物に足を踏み入れると女が一人いた。内部は暗く朽ちた様子で、外見と同様に廃墟のような印象だ。ここに訪れるまでゲストハウスというぐらいだから宿泊できるのかと思っていたが、ゲストハウスとして営業していないのは一目瞭然だった。女に奥の一室に案内された。20畳ほどの広い部屋で椅子がたくさん置かれている。すぐに1人の女がやってきて椅子に座った。彼女に聞いてみると、ショートは1200バーツに部屋代が別途かかるとのこと。ロングは聞いていないが恐らく2000バーツほどだろうか。少し待っていると10人ほどの女たちがやってきて小生の周りを弧を描くように座った。みんな20歳後半に見える。レベルは正直言って低い。対戦したいと思える女は一人もいなかった。少し考える振りをして、バイバイと『ワンダーランド・ゲストハウス』を後にした。小生が訪れた時刻は17時ごろで、遅い時間なら人数が増えるのかもしれないが、この時の『ワンダーランド・ゲストハウス』のレベルは期待できないように思えた。

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<2015年8月18日追記>
ブログ読者のMKさんから、つい数日前に訪問したとの直近の情報をお寄せ頂いた。『Wonderland Guest House(ワンダーランド・ゲストハウス)』へ訪問すると、新しい建物が建設中だったとのことで、どうやら『ワンダーランド・ゲストハウス』置屋は潰れてしまったようだ。一つの有名置屋が潰れてしまい残念だ。

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(『Wonderland Guest House(ワンダーランド・ゲストハウス)』の入口)
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(『Wonderland Guest House(ワンダーランド・ゲストハウス)』の看板)
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(『Wonderland Guest House(ワンダーランド・ゲストハウス)』の所在地と地図)
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