「世界一愚かなお金持ち、日本人」

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「世界一愚かなお金持ち、日本人」
著者:マダム・ホー
初版:2008年1月15日
出版:ディスカヴァー携書
不労所得の大切さと資産形成の心構えを書いた本だった。同分野の本と比べて目新しいことは書かれていない。特徴的だったのは、日本とアメリカと中国の信用の捉え方について著者の考え方が書かれていた点。以下、いくつか引用。

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日本は「キャッシュと人脈」を重視し、中国は「人相」で相手を判断し、アメリカは「返済の実績」で融資を判断する。


アメリカの投資家に学ぶ資産運用のセオリー
セオリー1:「払い終える」より「借りなおす」
ヒヨコを育てて、ニワトリにし、たまごを産ませて、そのたまごをヒヨコに育てる
セオリー2:良い借金なら、大いに結構!
アメリカ人は良い借金と悪い借金を分別したうえで、良い借金を賞賛し、そこからレバレッジをかけて、お金をふやしていくのです。
セオリー3:ひとつのかごに全部のたまごを入れるな


賢いお金の使い方の大原則は「資産価値のあるものに使う」ということです。逆に言えば「無駄遣いとは、資産価値のないものに使うこと」と言えます。

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