【バンコク&KL、出撃前夜】

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6月にアンヘレス再訪していた時、スラタニーのBちゃんから複数回の着信があった。2ヶ月ぶりの着信だったので驚いた。もう会う気はないが、日本に帰国してから好奇心でSMSをしてみた。彼女は英語がまるでダメでSMSの返信はなかったが、彼女からの着信は続いていた。そんなある日、着信があってしばらくして折り返してみると、彼女が電話に出た。3月にスラタニーで会って以来、3ヶ月ぶりの彼女の声だった。なんて言うのか興味があった。彼女は「I miss you」とか「電話してくれて嬉しい」とか言っていた。小生はパブロフの犬のように反射的に「I miss you too」と返答した。また、日本語の勉強を続けているのか、日本語で「恋しい」と言った。その後も彼女からは忘れた頃に着信があり、9月になった現在もそれは続いているが、もう話すこともないだろう。

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時を同じくしてアンヘレス再訪中に、パタヤのZちゃんから着信とSMSとEメールが来ていた。1週間ほど連絡していなかったが、いつもZちゃんのSMSだった。てっきり彼女にとってフェードアウト気味か怒っているかと思っていただけに、小生のココロを揺さぶった。ZちゃんとのメールやSMSのやり取りは続いていたが、徐々に電話する頻度は下がっていた。6月中旬、久しぶりにZちゃんよりSMSが来たので電話をしてみた。ほったらかし気味だったので、彼女にとって小生のポジションがだいぶ下がっているんじゃないかと想像していたら、将来の夫のポジションから全く変わっていないようで少々驚いた。それに彼女の声を聞くと、一気に彼女にココロが引き寄せられ、会いたくなった。しかし、彼女に会わない方が良いのは明白だった。

さて、2010年のエアアジア就航記念バーゲンで買った片道5000円(KL-羽田)の航空券が7月に控えている。出撃先はどこにしようか。今回もKLは選択肢にない。Bちゃんのいるスラタニーも当然ない。一番のお気に入りパタヤは、Zちゃんがいる。例えパタヤで隠密行動で遊んでもZちゃんのことが脳ミソに常に残って、楽しめないような気がした。磐石のバンコクは、小生にとってパタヤに行くことを想像するときのようなワクワク感がない。ほか、タイ南部はそそられるがKL-羽田便との接続が悪く1泊しかできないので断念。タイ北部は行きたい場所ではあるが、遊びの方がパッとしないようで、どうも気分が乗らない。結局、いろいろ悩んだ結果、バンコクへ行くことに決めた。改装が終わってきれいになったというナナプラザのビアガーデンを見ることにした。

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