【強い快楽と強い飢えに揺られて】

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5日目の朝、時間をたっぷりかけてクンニをしつつ2回交わった。昼食はホテル近くの「SHAKEY’S」に入った。スープやホットサンドなどを食べたが、うまかった。マニラはアメリカンなレストランやチェーン店が多い。うまいフィリピン料理を食べるより、うまいアメリカンフードを食べるほうが簡単だと、今回の滞在で実感した。実際このときの1週間の滞在でアメリカンフードや西洋料理のほうが多かった。

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昼食を食べた後、ホテルに戻った。この日は観光せずにホテルで1日中Jちゃんと愛欲に溺れることにしたのである。汗にまみれて激しく交わって、昼寝して、また交わってから疲れを癒すように昼寝した。夕食はピザをテイクアウトすることにした。ホテルの部屋で二人は裸同然でアルコールを飲みながらテイクアウトしたピザを食べた。夜も交わった。残念ながらこの日5回目のセックスは中折れとなってしまった。連日、何度も激しいセックスをしているせいで、小生のリンガは滞在3日目あたりから赤くなっていたし、全身がずっと筋肉痛だった。しかし、その筋肉痛が心地よかった。小生が病気のように、とりつかれたように、アジアを訪れるのは、満たされない何かを補うためだ。自己を維持するため、少し壊れた自己を修復するため小生はアジアへ出る。Jちゃんとは体の相性が非常に合ったし、彼女とのセックスに夢中になった。Jちゃんと交わっていると、このために生きているんだと毎回理解した。彼女と交わることで、肉体的、精神的に満たされていくのを実感した。小生は無宗教だから自分が実感したことしか信じることができない。彼女ともっと早くに出会っていれば、小生がこれほどアジアを徘徊することもなかったかもしれない。彼女とのセックスで小生は強い充足感を得たが、すぐに強い快楽に飢えて彼女をまた欲しくなった。Jちゃんの中毒になった小生は、彼女なしではもう自己を維持するのは無理だと思った。

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6日目、朝に2回交わった。昼過ぎにタクシーでオルティガス地区のSMメガモールへ向かった。「K3 KANLURAN FOODS」なるフィリピン料理屋でランチを食べた。うまい。特に、野菜のたっぷり入ったPINAKBETが美味かった。SAMPALOK SHAKEはちゃんとサンパロックの味がして気に入った。ただ、2人で800ペソと少し高めである。二人でこの巨大なモールを歩いて、遠慮するJちゃんを言いくるめて、彼女の服を買った。たった1000ペソ弱である。その後、興味のあったグリーンヒルズ・ショッピングモールへタクシーで向かった。ここは屋内に露天が大量に店を構えてて、庶民的で雑多な雰囲気が面白かった。モールにあったフィリピン料理屋で、カレカレを食べたが好きな味ではなかった。500ペソ弱。9時半にホテルに戻って、Jちゃんと2回交わった。

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(フィリピン料理屋「K3 KANLURAN FOODS」での食事)

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(グリーンヒルズ・ショッピングモールの様子)

7日目、朝セックスするも昇天できず小生は全身汗だくになってベッドに倒れこんだ。昼食は「SHAKEY’S」に入り、ピザをテイクアウトすることにした。店内は繁盛していて、えらく待たされた。ここはいつも混んでいる。ローカルな食事より当然高いが、その味から人気があるのだろう。200ペソの1~2人用ピザなどを買って、計410ペソだった。Jちゃんの体調が良くないので薬局で彼女に頼まれた薬を買った。薬は4錠で32ペソ。ピザを食べた後、具合の悪いJちゃんは昼寝した。夜の7時までぐっすり寝ていた。連日の観光や激しいセックスでJちゃんも疲れが溜まったのだろう。この日の夕食が最後なので、洒落たレストランで食事を取ることにした。ブルゴス・ストリート近くの「LA DOLCE VITA」という高級イタリアンレストランに入った。ステーキなどを食べて、2人で約3000ペソだった。夜は2回交わって、今度は無事に昇天することができた。明日は午前中のフライトなので朝7時には起きないといけないが、もう深夜の3時を回っている。小生は眠りについた。

8日目、目覚ましで7時に起きた。最終日だ。小生が寝ている間にJちゃんが荷造りをしてくれたようで、服は全てたたまれて鞄の中にきれいに収まっていた。男はこのような女性の甲斐甲斐しさに弱いものである。8時過ぎにチェックアウトし、タクシーに乗り込んだ。マカティは空港から近く、道も空いてたことから30分もかからず空港に到着した。日本人がマニラのタクシーに乗り込んで、メーターで走ることは難しい。これまでの小生の経験によると、まず煩わしい交渉が始まるのが常である。そこで、今回の滞在では毎回タクシーの運ちゃんへJちゃんに行き先を告げてもらった。すると、毎日2回以上はタクシーを利用したが、いずれもメーターですんなり走った。小生が最初に口を開かなければマニラに多数いる華僑系とピーナのカップルに見えるのだろう。マニラ第一ターミナルの出発フロアにある薄暗いフードコートでJちゃんとコーヒーを飲んだ。長いと思った7泊8日の旅もあっという間に経過して最終日だ。Jちゃんの名残を惜しんだ。仕事は忙しいが、近々また会いに来るとJちゃんに伝えた。それは小生の自我を守るためでもある。ぎりぎりの時間になってJちゃんと別れて出国ゲートに進んだ。出国審査に長蛇の列が出来ていて、冷や冷やしたが何とか搭乗に間に合った。15分遅れの10:50に、3-3列シートのB737-800はマニラの地を飛び立った。

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(帰りのトランジットで寄った台湾桃園国際空港)

 

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