【アユタヤで遺跡にどっぷり浸る】

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8:30にホテルを出て、BTSに乗ってVictory Monumentへ向かう。アユタヤ行きのバスがあるらしいが、ロータリーには無数のバスが止まっていてどれか分からない。とりあえず、ぐるっとロータリーを回ってみることにした。BTSの駅から一番奥まったところにミニバスが連なっているのが見えた。ピンと来た小生は先頭のバスに向かい、スタッフらしき親父にガイドブックのアユタヤのタイ文字を見せると「そうだ」と言う。アユタヤまで60Bなり。乗り込んで20分ほど待ち9:30に出発。4人しか乗っていない。ミニバスの商売は大丈夫かと勝手に心配になる。

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高速道路下の下道をとばして、しばらくすると10分おきぐらいに停車し、その都度乗客が乗り降りする。1時間半後の11:00に「ここだ」と言われてバスを降りる。幹線道路のそばに大きなデパートが見えるが、それ以外は何もない寂しい場所だ。どうやらアユタヤの郊外のようだ。帰りに分かったのだが、ミニバスは現在アユタヤ中心部へ乗り入れていないとのこと。アユタヤに行かれる方は注意されたし。そこからトゥクトゥクで15分ぐらいで王宮跡へ到着。

歩いて遺跡を回ることにする。アユタヤ王宮跡と”Wat Phra Si Sanphet”では15世紀に建てられたセイロン様式のチェディと呼ばれる3基の大仏塔を見る。破壊されて残った瓦礫と周りの木々が印象的な風景を生んで、美しいと思った。アユタヤは来れば一気に歴史の雰囲気に浸れる場所である。”Wat Lakayasutha”では全長29mの寝釈迦像と広々とした寺院跡地とそこにぽつんと建つチェディを見ることができる。正午前まではまだマシだったが正午を過ぎると日差しがきつく暑い。このころになるともう体中、汗だくである。

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(Wat Phra Si Sanphet 3基の大仏塔)
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(Wat Phra Si Sanphet)
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(Wat Lakayasutha 寝釈迦像)
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(Wat Lakayasutha)

道端で学生が屋台メシを食べている。見ると美味そうなのでハウマッチと聞く。店の親父とお袋さんは英語の数字もダメらしい。すると学生が助けてくれて20Bと教えてくれた。学生は白米に炒め物を乗せたのと、卵を揚げたようなもの食べている。「カーオ」と伝え、食べるジェスチャーをすると親父が何かつくり始めてくれた。焼き飯(カーオ・パット)だ。色は醤油の茶色だが、味はやさしいし美味い。バクバク食べれる。小生が焼き飯にがっついていると、学生御用達の屋台のようで他の学生グループもやってきた。最初の学生さんは食べ終わると日本語で「サヨナラ」と言い、笑顔で去って行った。些細な交流だったが、やはり旅は良いものである。このまま気ままにずっと旅が出来たらと思った。

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(屋台)

“Wat Phra Mahathat”はビルマ軍によって徹底的に破壊された建築物や仏像がある。はかない雰囲気が静かに漂っており、ここも印象に残る場所である。ミニバス乗り場で戦勝記念塔行きを探すも、アユタヤ中心部からはもう運行していないとのこと。バンコク行きの大型バスに乗り込み帰途に着いた。50Bなり。

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(Wat Phra Mahathat)
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