【バンビエンのブルーラグーンとタムチャン洞窟へ自転車で激走】

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4日目。暑くなる前に早めに出掛けようと思いつつ時刻はすでに9時近くだ。昨日知り合った韓国人とブルーラグーン(Blue Lagoon)へ一緒に行こうと話していたが、今から調整していると出発が遅くなりそうだ。ゲストハウスを後にして一人でブルーラグーンに向かうことにした。途中でレンタル屋に寄ってマウンテンバイクのレンタル延長を希望した。明日の朝に返すと言ったらオッケーとのこと。3万キープを渡し、お釣りを待ってたら5000キープを渡された。値段はあってないようなものらしい。昨日の夕方から今朝までが2万キープで、今朝から翌朝までが2.5万キープだった。9時前に市街地を出発し、レンタル屋近くの橋を6000キープ払って渡った。ブルーラグーンは市街地から見て川の西側奥深くにあるので、まず川を渡る必要がある。橋を渡るとガタガタの土道が始まり、そしてそれが延々と続いていることが分かった。変速のマウンテンバイクを借りて良かったと心底思った。

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(バンビエンの橋から見た明媚な景色)
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(山々と川と橋、絵になる)
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(未舗装の土道が延々と続く)

山々と野原に囲まれた土道はたまに耕運機や地元民と通り過ぎるだけで人影はほとんどなく、真っ白な太陽が静かに輝くだけの完璧な長閑さだった。石や水溜りのある土道を低速ギアで凸凹の振動を感じながら強い陽射しを浴びながら走っているとすぐに全身から汗が噴き出した。単なる土道が続くだけでなく場所によってアップダウンがあり、上りはさらに息を切らせ、下りは凸凹のダウンヒルを楽しめた。便利な時代になったものである。信号も交差点も交通量もない土道と言えど7km先のブルーラグーンは遠く、何度か二股で選択を迫られることがある。ゲストハウスでもらった地図はフリーハンドで書いた地図で簡単に行けるように見えるが迷わず行けるか正直怪しい。しかも、道の途中には観光客を呼び込もうと偽物の看板もある。しかし、こんなド田舎でもスマホのグーグルマップで現在地と先の経路を確認しながら迷わず進むことができる。山奥の観光地も僻地の置屋も探索に現地SIMとスマホが欠かせない。途中で写真をたくさん撮りながらマウンテンバイクをこぎ、市街地からブルーラグーンまで45分ほどで到着した。

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(ラグーンや洞窟と言った単語が見えるがブルーラグーンとは別物、右折しないのが正解)
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(ここの二股を右折するのが正解、ここから更に2km先に進めばブルーラグーン)

ゲートで入場料の1万キープを払った。ブルーラグーンと呼ばれる真っ青な池があり人々が泳いだり飛び込んだり楽しんでいる。すぐ傍の山の中腹に洞窟(Poukham Cave)があり、ここでもスマホが今度はライトとして活躍した。そう、ヤンゴンの暗闇ディスコで娘たちの顔をスマホで照らす時のように役に立つ。ブルーラグーンも韓国人の観光客が多かった。ジップラインが人気のようでたくさんの観光客が木から木へ渡っている。ブルーラグーンで昨日知り合った韓国人から連絡があり、これからブルーラグーンに向かうと言う。サンドイッチを食べながら1時間ほど彼を待ったが出会うことができず、市街地に戻ることにした。帰りはブルーラグーンから30分ほどで市街地に到着した。

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(深い青色のブルーラグーンには人だけでなく魚もいる)
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(ジップラインが人気のようでたくさんの観光客が木の上にいた)
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(ジップラインで木から木へ渡りながら決められたコースを回る)

次は南にあるタムチャン洞窟(Tham chang)へ。宿泊先の「ジャミーゲストハウス」から近い。途中のゲートで4000キープを払って先に進み、橋を渡って少し走ったところで目的地に到着した。急傾斜の長い階段と青が美しい池が近くにある。1.5万キープを払って入場した。急な階段が待ち受ける。一段一段が高くて登りづらい。息を切らして階段の頂上に着いて振り返ると見晴らしの良い素晴らしい景色が広がっていた。どうせショボイ洞窟だろうと思って入ってみると広大で驚く。洞窟に入った瞬間、空気がひんやりしてて気持ち良い。洞窟の散策と重くて冷たい空気を楽しんでから洞窟を後にした。ゲストハウスに戻ってシャワーで汗で塩まみれの身体を洗い、しばし休憩。その後、街に繰り出し他の両替屋を探したら60とふざけたレートだったので、昨日と同じ「M-Mart」で62のレートで両替をした。明日のビエンチャン行きの大型バスを予約(4万キープ)し全ての用事が済んだ。街中のレストランでボロネーゼを食べたら美味かったし、フリーのシェーク付き、フリーのWIFIありで2万キープとコスパが良い。この山間の町でだらだら過ごすだけなら安く済みそうだ。

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(タムチャン洞窟の入口は階段の先)
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(タムチャン洞窟は意外と広かった)
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(タムチャン洞窟から外に出れる場所があり、バンビエンを一望できる)
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