【中国は杭州を経由して昆明へ】

Pocket

2016/09/01
都心から離れた成田空港の第一ターミナルに到着したのはフライトの2時間前。ANAのチェックインマシンで手続きをしてみたが、出力された航空券は成田→杭州の1枚のみだった。そこで、カウンターに赴きスタッフに聞いてみると杭州から先の航空券は発券できないとのこと。理由は杭州空港によるものと言う。杭州で中国国内線に乗り継いで昆明に向かう予定だが、杭州空港で国内線の発券をする必要がある。商業エリアで朝マックを食べて中国語の指差し会話本を買ってから出国した。今回は準備不足だ。本当は現地語をある程度勉強してから旅をするよう心掛けているが今回はその時間が作れなかった。

Narita Airport

(成田空港で見かけた全日空のプノンペン線就航の式典)

広告

夜遊びトラベラーの小生にとって中国は公安が怖いので避けていた場所だった。しかし、東莞の例もあるし楽園がいつまでもあるとは限らない。思い直した小生は何年も前から気になっていた中国は河口(フーコウ)へ行くことに決めた。河口は昔からある遊び場が壊滅したが、新たな遊び場が出来ているようだった。つまり、ベトナムとの国境沿いの河口で以前と同様にベトナム娘とハッスルが可能ということである。河口への一般的な行き方は、中国の昆明から鉄道で南下するか、ベトナムのハノイから鉄道やバスで北上するかの2通りある。中国へのフライトだと少ないマイル数で特典航空券を取れるので前者を選んだ。

ANAの搭乗機は定刻に出発した。日本人スチュワーデスには英語で話しかけられ、中国人スチュワーデスには中国語で話しかけられた。小生は昔からそうである。しかし、プラス思考で考えれば中国の置屋へ行っても無言を守れば中国人に間違えられること請け合いだ。平日の木曜日のフライトで機内の座席は半分ほどの埋まり具合。ANAのフライトだったが、意外にも6~7割は中国人客だった。ANAということで油断していると、スチュワーデスがおつまみを出し漏らしたりと早くも中国品質が窺えた。中国に行く実感が急に湧いてきた。

ANA-Foods

(ANAの機内食とビール)

ANA-Foods

(機内食で配膳された「とろとろ玉子の鰻玉丼」)

3時間半ほどのフライトを経て、定刻の12:50より早く12時半ごろ杭州に到着した。イミグレもすんなり抜けて13時には税関を出ることができた。機内や空港のアナウンスを聞いていると杭州は「ハンジョウ」と発音するらしい。次の国内線まで4時間もある。当初はANAの特典航空券で、15:15発のAIR CHINAのフライトを予約していたが、出発の10日前に17時発のAIR CHINAのフライトに変更になったとの連絡がANAよりあった。空港のファミリーマートで水のペットボトルは2元(約30円)だった。空港でこの値段だから田舎の物価の安さはかなり期待できそうだ。何事も経験してみたい小生は空港で1万円だけ両替を試みることにした。ファミリーマート横の両替屋に行くと何と60元(約900円)も手数料がかかるとの表示があった。ただし、両替する前に店員が「手数料が60元だが本当に良いか?」と親切に念を押してくれた。後から分かったことだが、中国を良く知っている人なら中国の空港では両替しないようだ。それでも、空港という立地のせいかスーツ姿の日本人サラリーマンが次々とここで両替をしていた。アジア諸国でも現地空港の両替はレートが悪いのが当たり前だが、杭州空港のファミリーマート隣の両替屋は手数料が異常に高くおまけにレートも劣悪だった。ここは素直にATMで中国元を入手するのが良いようだ。

Hangzhou

(上空から見た杭州の街並み)

Hangzhou Airport

(杭州でG20が開催される直前だったので多数の看板があった)

Hangzhou Airport

(杭州空港の国際線ターミナル到着フロアにあるファミリーマートと両替屋)

国際線の到着フロアから出発フロアへ移動すると国際線ターミナルの全容が見えてきた。近代的できれいな国際線ターミナルだが、カウンターの数はそれほど多くなく見渡せるほど規模は小さかった。国際線ターミナルから通路を渡って国内線ターミナルへ向かった。こっちのほうが断然大きい。カウンターの数が多過ぎて遥か彼方まで続いている。杭州空港は国際空港だが、国内線がメインのようだ。ただ、国際線ターミナルはモダンなデザインで華やかで清潔感があるのに対して、国内線ターミナルは体育館風な内装の見栄えで洗練さはない。AIR CHINA(中国国際航空)のカウンターに並ぶもチェックインの開始はフライト2時間前である15時からとのこと。早過ぎたようだ。

Hangzhou Airport

(杭州空港の国際線ターミナルは近代的)

Hangzhou Airport

(杭州空港の国内線ターミナルは体育館風)

Hangzhou Airport

(国内線ターミナルは多数のカウンターに多数の航空会社)

広告

時間はたっぷりあるのでシムカードを探して空港内を歩き回った。国内線ターミナルの出発フロアのみならず下の階も散策してみたが、シムカードを売っている店はなかった。散策しながらレストランや飲食店の値段を確認していると空港だからか、どこも少なくとも50元(約750円)はかかりそうだった。日本と変わらない相場だ。この旅の滞在先である河口にはマクドナルドがないらしい。他のレストランは高そうだし、ハンバーガーの食べ収めに国内線ターミナルにあったマクドナルドに入ってみた。注文したビックマックのセットは39元(約600円)で日本のマクドナルドとあまり変わらない値段である。ビックマックの味は日本のものと同じ。意外だったのはフライドポテトは塩がかなり控えめで素朴な味だったこと。恐らく中国人の好みに合わせているのだろう。

Hangzhou Airport

(杭州空港の国内線ターミナルにあったマクドナルドとスターバックス)

Hangzhou Mcdonalds

(杭州空港のマクドナルドで食べたビックマックセット)

15時過ぎにAIR CHINA(中国国際航空)のカウンターへ再訪し、チェックインと発券を済ませた。手荷物検査を抜けたエリアにも店舗や飲食店がありそうなので早速向かってみると、むしろこちらの方が大量に店が並んでいた。デジタル家電屋を見つけて、店員に手振り身振りでシムカードが欲しいことを伝えると無いとのこと。ボディーランゲージでさらに聞くと、空港内でシムカードは売っていないと教えてくれた。実際散々探して見つからなかったので店員の言っていることは本当だと思った。空港内に無料のWi-Fiも無いようなのでネットにアクセスできない。中国らしいと思ったのは、空港内に給水所が所々あるが、熱湯と常温はあるものの冷水はやっぱり無いこと。冷たい水を飲む習慣がない中国らしいと思った。

Hangzhou Airport

(杭州空港の国内線ターミナルの搭乗者専用エリアはとても綺麗でお洒落)

Hangzhou Airport

(給水所に熱湯と温水はあるが、やっぱり冷たい水は無い)

仕事の関係で中国人と絡む機会は日常茶飯事だし、オフィスに中国人がいることが当たり前の環境だが、そんな小生でも中国本土では傍若無人な人間だらけだろうと身構えて中国にやって来た。が、意外にも今のところ人当たりが激しいような印象はない。混雑しているマクドナルドで席を探している中国人女性に席を譲ると「謝謝、謝謝」と丁寧に感謝されたし、職員や店員とのやりとりで不快に感じたことはなかった。また、ターミナルを徘徊しているとたまに綺麗な中国娘とすれ違って驚くことが何度かあった。以前住んでいた香港や何度も訪れたシンガポールは驚異的かつ圧倒的に中国人女性のブスが多い場所であり、すっかりマイナスイメージが植え付けられていた。が、杭州空港を徘徊していると認識を改めても良いような気がしてきた。

搭乗ゲートからバスに乗って飛行機に向かい搭乗した。フライトは定刻に出発。成田→杭州はANAの運行だったので機内でもスマホを使えたが、杭州→昆明は中国の航空会社なのでフライトモードにしてもスマホは使えないルールであり、電源を切る必要がある。スマホで電子書籍を読んでの暇つぶしが出来ずこれには困った。機内食はシーフードまたはチキンを選ぶことができた。先ほど搭乗したANAでは選択肢がなかったのでこの点はAIR CHINAの方が上手だ。チキンを選んで食したが、可もなく不可もなくといった味だった。

Air China Foods

(中国国際航空の国内線の機内食)

Air China Foods

(中国国際航空の国内線で小生が選んだ機内食はチキン)

定刻より20分早い20:10に昆明に到着。昆明空港は、杭州空港と同様に近代的でまたまた超巨大な空港だった。ターンテーブルと手荷物検査場を抜けて、昆明空港でまたシムカードを探してみたが見当たらない。空港の土産屋でシムカードを売っているか聞いたら無いと即答だった。東南アジアではどこでも簡単にシムカードを買えるので中国も同様かと安易に考えていたら全然入手できず誤算となった。

Kunming Airport

(昆明空港も巨大だった)

広告

 

Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。