【中国の寝台列車で昆明駅から河口北駅へ】

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昆明空港を出ると、肌寒いほど涼しいので驚いた。空港のタクシー乗り場でタクシーに乗り込み、昆明駅と書かれた中国語を見せて「イーパイ(100)」と言うと「オーケーオーケー」の回答。タイのタクシーはバカみたいに飛ばすので冷や冷やすることがあるが、昆明空港から乗ったタクシーは普通に安全運転だった。道中に運転手から話しかけられる。が、中国語なので何を言っているか分からない。運転手は小生のことを中国人だと思っていたようで外国人だと分かると驚いていた。昆明空港から昆明駅まで30分ほどで到着し、約束の100元(約1500円)を払った。支払い時のやりとりを含めて、運転手は人当たりの良いおじさんだった。

Kunming

(昆明駅を背にして見た街並みは都会だった)

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時刻は21時過ぎ。駅の建物へ向かう途中に荷物検査場があり、そこを抜けてすぐ左手にスマホ屋らしき店舗を見つけた。スマホ屋のお姉さんに聞いてみると何とシムカードがあると言う。150元(約2250円)とそこそこの値段だが河口へ向かう寝台列車でインターネットしたかったため了承した。ちょっと待ってと言われお姉さんはどこかへ行ってしまった。5分後にお姉さんはシムカードを手にして戻って来た。iPhoneにシムカードを挿入しただけですぐにインターネットに接続された。アイフォン、素晴らしい。何も設定の必要がない。お姉さんの筆談によると15GBの通信が可能で、1日の最大通信料は1GBとのこと。また、漢字で「二月」と書いてくれたので恐らく2カ月有効なのだろう。道理で高いわけだ。中国なのでグーグルやツイッターはアクセス不可だが、ヤフーのニュースやヤフーメールやラインはいつも通り快適にアクセスできて心配していたほどネット環境に困ることは何もなかった。

Kunming Station

(昆明駅に向かう途中にある手荷物検査場)

Kunming Station

(昆明駅正面)

昆明駅から河口北駅までの鉄道はCtripで予約および購入済みなので、あとは駅の窓口へ行ってチケットを受け取るだけである。事前に調べた情報によると1番窓口で受け取るらしいので向かうとスタッフがどこかへ行って不在だ。奥にいるスタッフが違う窓口に行けと手振りしている。中国人客の様子を見て真似して8番窓口に並んでみた。さくさく進むが自分の前の中国人が大量のチケットの引き換えを依頼してずっと待つことに。挙句に問題発生したのか8番窓口のスタッフがどこかへ行ってしまった。諦めて1番窓口へ行くとスタッフがいたので予約番号が書かれた紙とパスポートを渡すと、すんなりチケットを受け取れた。

Kunming Station

(8番窓口のお姉さんはちょっと美人だった)

Kunming Station

(たくさんの窓口と乗客たち)

駅構内へ入るゲートへ向かい、チケットとパスポートを見せて改札を通過である。エスカレータで2階に上がると、多数のゲートに大勢の乗客が乗車を待つ巨大な待合スペースが広がっていた。土産屋や売店もあり、乗車までちょっとした買い物もできるようになっている。出発の20分ほど前に乗車する列車のゲートが開いた。ここ昆明駅にはプラットホームは6つあるようだ。プラットホームに下りて、これから乗車する寝台列車を見ると昔ながらの鉄道といった風情だった。小生は鉄道マニラではないが楽しくなってきた。寝台列車なんてそもそも日本でも乗らないし子供の頃以来の体験だ。乗車券に書かれた1号車へ向かい駅員に乗車券を見せて中に乗り込んだ。一気に旅情が出てきた。ワクワクする。小生は置屋旅行者だが、たまには列車旅も良いかもしれない。

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Kunming Station

(昆明駅の2階にあったお土産屋ストリート)

Kunming Station

(第三待合室だけでこの巨大さ、奥にゲートが幾つか見える)

Kunming Station

(5つの待合室と6つのプラットホームがあるらしい)

Kunming Station

(第4プラットホームに下りるところ)

Chaina Train

(これから乗車する列車、この車両は座席用の車両)

列車は昆明駅を22:48に出発し、河口北駅に6:07に到着の予定。7時間強の旅となる。昆明と河口北を結ぶ列車の座席は、硬座と呼ばれる座席、硬臥と呼ばれるB寝台、軟臥と呼ばれるA寝台がある。当然寝て行きたいので小生は硬臥を予約した。乗車券が121.5元(約1800円)、Ctripの手配代が30元(約450円)だった。列車によっては軟臥が提供されているが、すぐに売り切れることもあるという。小生が帰りに乗車する河口北発昆明行の列車には軟臥があったのでそれを予約をした。チケットに書かれた寝台の番号へ向かった。硬臥の場合、3階建てベッドが向かい合っており、1部屋に6人が寝れるようになっている。3階建てベッドの3階は高さがあり少々怖そうだ。小生のベッドは3階建ての2階で、上のベッドとの距離が短く圧迫感がすごい。座ると首を曲げないといけない、というか座れない高さと言った方が正しい。

Chaina Train

(上に見えるのが3階立ての3階ベッド)

寝転んでスマホでインターネットをしていると、定刻の2分前に列車が出発した。枕と布団が用意されているし、車内は若干寒いぐらいの涼しさで快適だ。小生はしばし寝転んでネットサーフィンを楽しんだ。他の中国人客も寝転んだり何かを食べたりくつろいでいる。しばらくすると車内の照明が消えて暗くなった。列車はプープーと汽笛を何度も鳴らすし、横になっているとわりと揺れる。が、疲れていたせいか眠りに落ちた。

2016/09/02
朝の5時半に起きてトイレを済ませ河口に到着するのを待った。朝までに2,3度目を覚ましたが、けっこう熟睡した感覚がある。昆明と河口で高低差があるようで、目が覚めると気圧変化で耳がおかしくなっていた。列車は時刻通りに着くよう途中で停泊したり時間調整しているようだった。

6時過ぎに駅に到着した。車内から河口北駅の看板が見えた。定刻通りだ。昆明と違って寒いということはなかった。周辺はまだ夜中のように暗い。駅を出るとミニバスが2台停まっていた。車体に書かれた行き先は合ってそうだったので乗り込んでみた。ミニバスの乗車代は2元らしい。5元札しかなかったが、あとでちゃんとお釣りの3元を渡してくれた。座席はすでに満席だったが立ったままでも良いよう。立った乗客も限界まで乗せてミニバスは出発。暗くて周囲の様子は良く分からないが、段々と繁華街に近づいているような気がした。10分ほどで終点に到着し、乗客が全員降りた。

Hekou Station

(河口北駅のプラットホームの様子)

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