【ゴーゴー依存症の人間が下した決断】

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日本に帰国してからというもの、バンコクのこと、ゴーゴーバーのこと、Tちゃんのことばかり考える日々だ。気付けば無意識にバンコク行きの航空券をネット検索している。帰国してから1週間経った時、当然の結果として小生はバンコク行きのチケットを確保した。ゴールデンウィークに予約していた上海行きをキャンセルし、バンコク行きを予約したのだ。

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さらに、再訪を決めて小生はすぐにタイ語の勉強を始めた。5年前にバンコクを訪れた際はナナプラザがメインだったので、日本語か英語でだいたいは事足りた。今回も高をくって旅立ったが行動範囲が広がるにつれてタイ語が話せず、もどかしい場面がたびたびがあった。パッポンはタイ語が出来ないと会話にならないことが多く、ナナプラザもソイカウボーイもだいたい英語で会話できたが、やはりタイ語が出来たに越したことはないと思った。

お気に入りのTちゃんもタイ語で会話できればお互い100倍楽しいだろうし、もっと親密になれるかもしれない。タイ語を習得することでゴーゴーバーで出会う娘と楽しく会話できるなら、それは小生のゴーゴー哲学からいっても正しい方向性である。学習方法はタガログを習得したときと全く同じで、CD付きの入門書を幾つか購入して、四六時中そのCDを聞き続ける方法とした。耳から絶えずタイ語をインプットして、タイ人の発音を真似して、かつタイ人の発音に慣れようという考えだ。フォーマルで上級のタイ語を目指しているわけではなく、ゴーゴーバーで使うぐらいの日常会話を如何に効率的に素早く習得するかが命題である。何しろゴールデンウィークまで2ヶ月程度しかない。日常会話まで到達しなくとも簡単な会話は聞き取れるぐらいにはなりたいと必死だ。

また、帰国直後からTちゃんに嵌りこんだ小生は彼女とSMSメッセージをやり取りするようになった。たまに彼女からメッセージが来るたびに小生の脳内麻薬がどくどくと大量分泌され、恍惚の気分を味わった。そして、Tちゃんと再会するシーンを何度も妄想していた。彼女と再会したら小生の感情が爆弾のように爆発してしまいそうな気がした。

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ゴールデンウィークには10日間ほどの訪泰が控えており、それまではその旅を目標に生きていられる。が、その旅の後のことを考えると恐ろしかった。生きる目標がなくなってしまうからである。今回の旅の一週間後に心の平穏を取り戻すため4月ゴールデンウィークのバンコク行きを確保した。さらにその一週間後には目標がなくなった生きる廃人とならないよう9月シルバーウィークのバンコク行きチケットを確保した。

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