【マカオ観光とリスボア回遊魚とストリップ『ロック座』】

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2009/08/22(土)
荷物を預かってもらおうと予約済みの「Grand Lisboa Hotel」へタクシーで向かう。マカオはタクシーが安いのが嬉しい。初乗り170円ほどである。また、マカオ自体狭いのでメーターが高くなりようもない。ホテルに着いたのは12時ごろ。ネットによるとチェックインは15時で、また15時以前は頑なにチェックインを拒まれたというコメントがあったので、全く期待せずチェックイン時間を聞いてみると「チェックインいいわよ、カードキーがあればプールほかホテルの施設も使えるわよ」と嬉しい対応。ラッキーだ。何事も言ってみるものである。

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さすが「Grand Lisboa Hotel」である。ホテル外見から始まり、エントランス、ロビー、廊下、客室全てが豪勢を全面出した雰囲気である。ここまで露骨だと逆に清々しい。ベッドはふっかふか、ソファーには超巨大なクッションがたくさん並べられている、石鹸やシャンプーなどのアメニティーは全てエルメス、大きな窓からは眼下にセナド広場方面の街並みが広がっており、ブラインドは自動開閉、液晶テレビが至るところにあり、バスタブとシャワールームの他に小さなサウナルームまである。

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小腹が空いたのでセナド広場近くにある超有名店「Margaret’s Cafe Nata」へ。行列が出来ているが並ぶとすぐに購入することができた。マカオ名物のカスタードタルトをさっそく頂く。甘すぎることなく、カスタードはふわふわで、タルト部分は香ばしい。美味い!

2005年に世界遺産に登録されたマカオの歴史市街地区、ここには22の歴史的建築と8ヵ所の広場が含まれているという。まずはタクシーで媽閣廟(マーコッミウ)へ。ここから徒歩で北上して観光しようという計画である。媽閣廟でたくさんの中国人観光客が熱心に参拝しているのを見て、日本人である自分には信仰心というものが全くないので、ほほぅと妙に感心してしまう。

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媽閣街の上り坂を登って北上する。香港のような住戸が密集する集合住宅があると同時に、ポルトガルからの影響か白壁が清々しい洒落た通りがあったりと、マカオは不思議な場所だ。10分ほど歩くとリラウ広場。しかし、10メートルほど通り過ぎてようやく気付くほど小さく地味な広場。そもそも全面的に工事をしていて気付かなかった。リラウ広場も世界遺産の登録の一つだが、世界遺産を工事して良いのだろうか?非常に疑問である。

そのまま北上し、また10分ほどで聖ローレンス教会に着く。クリーム色の可愛らしい教会。中は人影がなく静寂。近くの聖ヨセフ聖堂は、何故かテンポラリークローズと書かれ入れず。その裏手にある聖ヨセフ修道院は全面改修中で見ることが出来なかった。同じ疑問が沸きあがる。世界遺産を改修して良いのか?聖オーガスチン教会、ここまで見た教会と同じくクリーム色で同様の作りだ。熱心に祈りを捧げているシスターが一人いた。隣には聖オーガスチン広場。さざ波模様の石畳に右手には聖オーガスチン教会がそびえ立ち、左手には中国らしい生活観溢れる建物、広場の奥には洋風のホテルらしきかわいい建物が見える。小さいながらハッとさせる趣のある広場だ。

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急な下り坂を下りれば、セナド広場に到着。人通りと交通量が急に増え、噴水を中心とした開放感抜群の広場が見える。流石である。白と黒の波模様の石畳が堂々と広がり、洋風の建築物に囲まれ、この広場はまさにヨーロッパだ。

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広場を抜けると建物の合間から聖ドミニコ教会が現れる。このあたりは目抜き通りのようで飲食店やファッションショップが立ち並び、人混みも半端ではなかった。10分ほど歩けば、巨大な聖ポール天主堂跡を見上げることができた。博物館脇のエレベータでモンテの砦の大砲へ。高台で見晴らしが良い。

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媽閣廟から聖ポール天主堂跡まで、マカオの炎天下の中よく歩いた。汗だくで体がべとべとだ。小腹も空いたので、セナド広場近くのカフェに入り、カツバーガーを食べることに。パンがパリパリなのが良い。味はまあ想像した通りだった。昔は遊郭だった風情の残る福隆新街などセナド広場周辺をぶらぶらする。人通りの少ない小道に豆腐花(タウフーファー)の専門店を発見、すかさず入店。コンデンスミルクかけがお勧めだと言うのでそれを頼んだ。テーブルにはシロップも置いてある。やわらかくて素朴な豆腐に薄めのシロップをかけて食べると心が安らぐ。これが1つ5HK$、たった65円ほどである。

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打令浴室1(DARLING MASSAGE&SAUNA)の体験記
http://asiantraveler.net/blog-entry-6.html

腹を満たすべく、ポルトガル料理のレストラン「Restaurante Escada」へ。21時ごろ入店、セナド広場近くでガイドブックに取り上げられているだけあって客で埋まっている。洋風の落ち着いた店内で期待が持てる。サングリア、バカリャウのコロッケ、アサリのガーリック蒸し、ダックライス、バカリャウのグラタンなどを注文。サングリアは飲みやすくてごくごくいってしまう。全体的にどれもおいしかったが、特にバカリャウのグラタンが良かった。バカリャウはポルトガル料理でよく使われる塩漬けのタラらしいが、この塩分とチーズが絶妙で、サングリアが進むし、何度も何度も手を伸ばしたくなるグラタンだった。

リスボアの回遊魚を見るため、「Lisboa Hotel」へ。建物の中は複雑に通路が色んな場所につながっており回遊魚がなかなか見つからない。うろうろしていると漸くそれらしい場所に到着。セクシーなボディコン小姐たちが歩き回っている。回遊魚が良く見える食堂に入って眺めることにする。時刻は23時、時間にも拠るだろうが10人ほどの回遊魚が周回している。回遊魚とそれに群がってくる男ども、ここ周辺だけ妙に活気がある。回遊魚は思ったよりずっとみんな美形だ。「Lisboa Hotel」で部屋を借りながら回遊し続けるには、それ相応の美形じゃないと収支が成り立たないのだろうと想像する。食堂では時間があれば見に行きたいと思っていたドッグレースがテレビ中継されており、地元のおっさんらは熱心に中継を見ていた。ロック座の23:30の公演を見るため、非常に後ろ髪を引かれながら立ち去る。

ロック座のマカオ公演、土曜日は3回の公演で、最終回である23:30を見ようと「Grand Lisboa Hotel」へ。「Lisboa Hotel」からは地下通路で繋がっており、外に出る必要はなかった。料金は380HK$(約5000円)、「Grand Lisboa Hotel」という立地のせいもあるだろうが、けっこうな値段だ。60分の公演。ステージ奥に巨大な液晶があったりと設備は豪華な感じ。最初は全員揃ってのダンス、ずばり下手だった(´・ω・`)ショボーン まぁダンスを観に来たわけではないが。あとは一人一人のストリップがメイン。ご開帳の場面になると、リンガも元気になる。ストリップはステージと観客との距離感が障害になると思っていたが、それでもリンガが元気になるのかと興味深い発見。ストリップの合間合間にダンスが入る。脱がない&見せない踊り専門のダンサーも2名ほどいるよう。ダンサーとタレントが踊るわけだが、振り付けが悪いせいでいまいちなパフォーマンス(´・ω・`)ショボーン まぁダンスを観に来たわけではないが。そんな中、炉利顔で超好みなかわいいタレントさんを発見。あとで調べたら「鈴木千里」という娘で8月になってマカオに遠征されたらしい。後盤になって、いよいよその娘のショータイム。ご開帳(*´д`)ハァハァで視力が一時的に数倍アップした。

小生としては5000円は高すぎるなという感想。調べると日本のロック座も同程度の値段のようだ。5000円もあれば賓館小姐へ…と考える小生はストリップファンにはなれないだろう。

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