【無数の仏塔が立ち並ぶ幻想的な遺跡群パガン!】

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2017/1/2
夜の高速道路を走るタクシーの中で、目が覚めては寝てを繰り返す。彼女の膝枕で寝たり、小生の膝枕で彼女を寝かせたり。深夜3時半に高速を降りて今度は下道をひた走る。2時間ほど走って、ようやく最初の目的地であるポッパ山に到着。時刻は朝の5時半。まだ周囲は暗い。1時間ほど車の中でみんなで寝た。6時半ごろ空が明るくなってきたところで車の外に出た。周囲には猿をたくさん見かけた。公共のものと思われる水場へ。男性陣は顔を洗った。女性陣はなかなか建物から出てこない。女性陣は着替えをして、化粧をばっちりして出てきた。

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ポッパ山の麓には観光客をターゲットにした土産屋や食堂がたくさん軒を連ねている。物売りもたくさん徘徊している。大型バス数台が止まっていたから観光客はそれなりに多そうだ。ポッパ山の麓の食堂で朝食を取る。朝から大盛りのご飯というより薄めの味付けのチャーハンに目玉焼きが乗ったやつが人数運ばれてきた。小生は朝からそんなに食べれない。が、ママさん、旦那はけっこうペロリと食べている。小生は少し残した。そして、また好物のラペイエを飲む。

ポッパ山
(目指すはポッパ山の山頂にある寺院)

ポッパ山の山頂へ続く参道にたどり着き、ここから階段を登り始める。右側通行のようで右側の階段を登っていく。途中で草履を脱いで預けて、階段をまた登る。階段は延々と続いている。登っていくにつれて周囲の景色が開けてよくなってくる。ポッパ山の周りは平野が広がっていて見晴らしが素晴らしい。階段を登っていると至る所に寄付の受付けを目にした。

ポッパ山
(山頂に向かって階段が延々と続く)
ポッパ山
(周囲は平地で見晴らしが抜群に良い)

20分ほどかけて山頂に到着。山頂では彼女は自分の誕生曜日のほこらをお参りしたり、黄金の仏塔をお参りしたり、絶景をバックに写真を取り捲ったり、山頂にいた猫と遊んだりしながら過ごしている。しばらくして後から登って来たママさんとその旦那と合流。タクシーで仮眠を取っていた運転手も後からやってきた。なお、ママさんは46歳でその旦那は30歳と年の差カップルで完全に旦那は尻に敷かれていそう。運転手の兄ちゃんは若そうで22歳ぐらいに見えたけど、24歳とのこと。

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9時半ごろポッパ山を出発して10時過ぎにとある場所に停車。どうやら、ここで食事するようだ。ココナッツのジュースに、鳥の丸焼き、ヘチマの天ぷらと思わしきもの、あとはご飯が運ばれる。小生はそんなに腹が減っていないがみんなは良く食べる。観光客向けに実演販売なんかもやっているようだった。

ミャンマー料理
(ココナッツのジュースが店の名物のよう)
ヘチマのレストラン
(ヘチマ?がたくさんぶら下がっている)

食事を終えて出発して、12時ごろパガンに到着。さっそく1つ目のパゴダへ参拝。2つ目は「ANANDA PHAYA」という有名な遺跡で、建物内にある巨大な仏像4体が印象的だった。外は天気が良くてすごく暑い。

観光はいったんここまで。13時ごろ小生が予約していたホテルへ向かい、チェックイン。ニューバガンからかなり南で不便なホテルだった。3日間のタクシー代を先に欲しいとのことで、ホテルのミニバンでいったんニューバガンのATMに行って金を下ろして、運転手にタクシー代を払う。恐らくガソリン代など事前の支払いでないと手持ちの現金だけでは足りずに困るのだろう。昨晩タクシーと合流してすぐに2万チャットを渡したから、残りの25万チャットを渡した。ママさんと旦那はニューバガンの15ドルほどの安い宿に泊まるとのこと。ドライバーは小生らが宿泊するホテルの駐車場にタクシーを止めて車中泊するようだ。

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ホテルは雰囲気がよくて設備もセンス良いし綺麗だった。プールも大きくてリゾート感がある。難点はニューバガンからけっこう遠いので不便なこと、お湯の出が悪く水に近いぬるま湯シャワーを浴びるはめになったこと、WIFIが遅いこと、トイレの閉まりが悪くて勝手に開くこと。ところどころ設備面で残念な点が目に付く。実際に行くまでは、ニューバガンは土産屋やレストランがたくさん立ち並び都会的なのかと想像していたが、ぽつぽつとゲストハウスやレストランがあって、街灯も控えめでここが田舎であることを感じさせてくれるような一画だった。ただ、この界隈で泊まるとレストランなどもあり便利と思われる。

Iちゃんと小生はお互いシャワーを浴びて、生で交わった。その後、昼寝。小生は寝るつもりなかったが、いつの間にか寝落ちしていた。夜行でパガンまで来たので疲れていたようだ。小生は目が覚めるが、彼女がなかなか起きない。ようやく18時ごろに彼女が起きたので、外に出ようと。チャーターのタクシーでニューバガンへ。「ミンガラバー・レストラン」でママさんと旦那と合流。ここで夕食を取るようだ。ミャンマー料理をメニューから選ぶ。ココナッツミルクのチキンカレーを頼んだが、いまいちだった。彼女が頼んだ焼きそばは美味しかった。ドライバーが頼んだ中華料理のような海老の炒め物は激辛。ドライバーはふーふー言いながら食べてる。辛いのが好きなようだ。ここのレストランは雰囲気が良く、ファランの観光客もよく見かけた。

食事の後は「SHWE ZIGON ZEDI(シュエズィーゴン・パゴダ)」へ。巨大な黄金の台座に乗った大きな黄金の仏塔。おばさんとその子供の小さな女の子が付いてきてガイドしてくれる。女の子は早口で慣れた様子で彼女に説明をしながら同行してくれる。彼女は女の子の手を握って一緒にパゴダを回る。フィリピンなんかでも良く感じることだが、みんな年下や小さな子の扱いに長けてる。彼女の実家は小さな子だらけだから長けているのは当然だし、フィリピンも同じような環境。「SHWE ZIGON ZEDI」の参拝を終えて、近くの広場から爆音が聞こえるから「ディスコか?」と聞いたら違うと言う。広場に連れて行ってもらうと、ステージがあって操り人形や歌の披露や踊りの披露などをしていた。

21時ごろホテルに戻ってきて、その夜は2回生ハッスルで交わった。ハッスルの後、彼女が素っ気ないのはハッスルが激しいためノーパワーになるからだそうだ。パワースパンで彼女に申し訳なく思った。

2017/1/3
朝飯済ませ8時半にホテルを出発。Iちゃんはおさげの三つ編みが可愛くて萌えっとする。ニューバガンでママさんと旦那と合流し、ニューバガン近くの川沿いのパゴダ「Lawka Nanda」へ。ここはパゴダから川の眺めが素晴らしい。パゴダの先端は地震のせいか落ちてしまったようで、パゴダの傍で展示されていた。ママさんらは茹でた海老を買ったり、小エビの天ぷらを買ったり、買い食いを楽しんでいる。川の対岸にある山の上にパゴダが遠くに見えた。今からそのパゴダに向かうという。

パガンの行商
(天ぷらや蒸した海老を売る行商)

オールドバガンの方にある船着場に到着し、ここからボートに乗って対岸に行くらしい。中州を避ける形で進んで30分ほどで対岸に到着。そこから軽トラにのって山道を上がっていく。ところどころでお布施ポイントがあり、律儀に軽トラが止まる。軽トラで30分ほどで山頂のパゴダ「Tant Kyi Taung Pagoda」に到着。参拝した後に、また軽トラに乗って山を下り、川岸からボートでオールドバガンに戻った。ボートと軽トラの支払いは、それぞれどちらも15,000チャット(約1,335円)だった。

昼飯は昨晩も利用した「ミンガラバー・レストラン」へ。昨晩は自分で選んだ料理が外れだったので、みんなにお任せでミャンマー料理を選んでもらうことにした。最初にミャンマーに来たときはミャンマー人は少食なんだと思った。屋台などで食べる一品はどれも日本人にとっては少なめで物足りない。が、ミャンマーに何度も来てミャンマーの人たちと食事を共にするにつれて小食ではないことを知った。ご飯は全員が2つ分を食べれるよう10人前を頼んでいるし、ドライバーは3人前のご飯を食べてお腹いっぱいと言っている。おかずは5,6品ほどがテーブルにずらりと並んだ。みんな良く食べる。フィリピン同様、お米をしっかり食べるのがミャンマースタイルのよう。支払いは小生の担当。25,000チャット(約2,225円)は安いでしょ?とママさん。たしかにあれだけ食べての25,000チャットなら高くはないかもしれない。しかも、ちゃんとしたレストランだった。

食事が終わったら、タクシーに乗って観光を再開。高台にあるパゴダ「Tuyin Taung Pagoda」へ。タクシーで急な坂をしばし登って到着。見晴らしがとても良い。次にマイナーなパゴダを参拝した。その次には昨夜も訪問した「SHWE ZIGON ZEDI(シュエズィーゴン・パゴダ)」へ。次に訪れた「ティーローミンロー」は寺院の周りに土産屋や店舗がたくさんあり、ママさんとIちゃんは服をたくさん買っている。Iちゃんの買い物の支払いは勿論小生だが。次に「Shwegu Gyi Phaya」へ。ここは寺院の上に上ることができて見晴らしが良いし、多数のパゴダに囲まれていて幻想的な風景。まさにバガンといった趣き。ここで夕陽を見た。

パガンの遺跡
(パガンの遺跡とお土産屋)
パガンの遺跡群
(パガンの遺跡群)
パガンの遺跡群
(パガンの遺跡群)

18時過ぎにホテルに戻って生ハッスル。さっき彼女が買った服を着て、夜もいつもの「ミンガラバー・レストラン」へ行き夕食を取った。じゃがいもとチキンのカレーなどを頂き、小生はビールも飲んだ。支払いは32,000チャット(約2,850円)。「夕食が終わったらパゴダを見たい」と伝えると、ニューバガンからほど近く、朝にも訪問した川沿いのパゴダへ。夜は半そでだとかなり肌寒い。参拝を終えて、ホテルへ。夜は彼女が寝てしまいハッスルなし。

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