10月21日にオープンしたばかりの羽田空港 新国際線ターミナルへ10月29日(金)の平日に見物しに行ってみた。7階建ての巨大な国際線駐車場に車をとめて、空中通路で新国際線ターミナルへ入る。2階は到着フロアで両替屋とカフェと国内線乗り継ぎカウンターがあるぐらいだが、さすがに全てが真新しかった。通路の幅もベンチの間隔も長く取られていて広々としている。3階へ上がると出発フロアで、チェックインカウンターが並んでいた。巨大な空間で一気に開放感を感じる。
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10月31日の国際定期便の再開前なので、既存の東アジア4都市への定期チャーター便だけで、掲示板の便数は少ない。が、31日からは、32年ぶりに国際線定期便の運航が本格的に再開され、カウンターに各社エアラインが入って、もっと華やかになるだろう。カウンターからはモノレールの改札が見え、浜松町から羽田空港国際線ビル駅に到着したら歩いてすぐチェックインできそうだった。
それにしても空港に来るだけで気分が高揚する。これから旅立つワクワク感が空港とリンクされて脳内で記憶されている。この記憶のせいか、旅好きが高じて空港好きにもなった。空港特有の空気感やアナウンスなどの雑音がたまらなく良い。加えて、羽田空港の国際線ターミナルはエンターテイメント性が高く、いっそうワクワク感を助長させてくれる。
4階へ上がると中央にステージが見え、その両側に江戸の街並みを再現した一画が広がっていた。平日だというのに、このフロアは人で溢れかえっている。大江戸の雰囲気の中、ぶらぶら歩いているだけで面白い。レストランは一通りの日本食が揃っているだけでなく、洋食屋やピザ屋、中華、フレンチなどもあった。価格帯が高めの店が多いが、ラーメンやうどん、カフェなど手軽な値段で取れる食事もある。
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Edo食賓館には日本各地のめずらしい地域名産品や日本を代表する和菓子や洋菓子が大量に陳列され、見ているだけで楽しい。ついつい買いたくなるような品揃えで、レジには実際たくさんの人が並んでいた。ほか、日本らしい雑貨の店や「Maker’s Shirt 鎌倉」など人気店が開店していた。個人的に空港には欠かせない書店もあった。
5階は雰囲気が一転して「TOKYO POP TOWN」なる近代的な空間。ここは日本のキャラクターやアニメのグッズを扱う店が幾つかあり、プラネタリウム、展望デッキもある。若干、秋葉の雰囲気が漂っている店もあるところが面白い。
さらに、10月13日にオープンした国内線の第2旅客ターミナル増築部とその一画にある「UPPER DECK TOKYO」にも訪れ、結局5時間以上、羽田空港を探索し満足して帰宅した。成田空港より利便性とエンターテインメント性が高い羽田空港から海外旅行に飛び立てば、より一層高揚した気分で旅立てるに違いない。
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