【「Padonmar Restaurant(パドンマーレストラン)」で高級ミャンマー料理を知る!】

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Iちゃんと別れた後、ホテル2階のレストランに赴いて朝食を取った。部屋でしばし休んでから10時過ぎにホテルを出て、ホテル前のATMで20万チャット(約17,500円)を引き出して軍資金を作ってから出発である。散歩がてらホテルから歩いて有名高級レストランの「Padonmar Restaurant(パドンマーレストラン)」へ。歩いているうちに雲行きが怪しくなり、ちょうどレストランに到着したところで激しいスコールが降り始めた。時刻は10時半。レストランの営業時間は11時~23時と店先に書いてあったが、恐る恐る入店してみるとボーイがテーブル席へ案内してくれた。

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Yangon Padonmar Restaurant

店内は高級レストランの雰囲気が漂っており、鮮やかな内装も調度品も格調の高さが伝わってくる。まだ営業時間前なので客はやはり誰もいなかった。メニューを見ると、ミャンマー料理のほかにタイ料理があるようだ。6000チャット(約550円)のミャンマーコンボを注文した。ランチ向けのセットと思われ、スープと前菜とメイン料理がそれぞれの選択肢の中から選べるようだ。小生はアカシアのスープ、トマトサラダ、ビーフカレーを頼んだ。それに、4000チャット(約360円)のミャンマービールのボトル640mlも注文することにした。ボーイがミャンマービールを持ってくると、まずボトルの銘柄を見せてからグラスに注いでくれた。高級レストランだ!ボーイはいつも微笑んでてサービスレベル高いし、英語が難なく通じる。

Yangon Padonmar Restaurant
(ミャンマービールの大瓶がまずやって来た)
Yangon Padonmar Restaurant
(なぜか男性トイレの中に卑猥なポスターが…笑)

程なくして料理がやって来た。単純に驚いた。何を口にしても非常に美味しい!レベルの高さと洗練された味なのをビンビンに感じる。前回も今回もミャンマー滞在時はレストランや屋台を含めてミャンマー料理をなるべく口にするようにしていた。が、ミャンマー料理にこんな美味しいものがあったとは全く想像だにしていなかった。アカシアのスープは酸味があって食欲をそそられる。口に運ぶスプーンの動きが止められない。美味しい…。トマトサラダはピーナッツや揚げニンニクが入っていて優しい味のソムタムみたいだ。うまい!牛肉はアジアで食べると味や食感について残念に思うことが非常に多い。ここのビールカレーはどうだろうか。恐る恐る食べてみると、柔らかいビーフが口の中で解けた。控えめなカレーテイストが肉の存在感を引き立てている。素晴らしい!さらに、付け合わせのピクルスはカレー風味の酸っぱい漬物でこれまた美味い。小生の好みの味だ。他にエビのふりかけのような付け合わせが二種類あり、一種類は辛くてもう一種類は辛くないものだった。

Yangon Padonmar Restaurant
(やって来たミャンマーコンボはライスと前菜とメイン料理が一皿に)
Yangon Padonmar Restaurant
(3種類の付け合わせもついてくる)

そこそこ高い値段だが毎食ここで食べたいと思えるほど。人によって好みは違うと思うが、小生はこの高級レストラン「Padonmar Restaurant(パドンマーレストラン)」と庶民的な飲食店「Lucky 7(ラッキー7)」が今回の旅で大当たりの選択だった。本能に直結したものは感激が大きい。旅先で美味しいものを口にしたとき、良いレストランに巡りあったとき、旅先で素敵な娘さんと熱戦を繰り広げられたとき…。

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ミャンマーと言えば紅茶だ。「Lucky 7(ラッキー7)」で飲んだような濃いミルクティーを飲みたいと思い、ボーイに伝えたがミルクティーはないようだ。2000チャット(約180円)の普通のリプトンの紅茶を頼み、食後に飲んだ。12時近くになると客がぼちぼち入店して来た。1時間半と長居して12時過ぎにレストランを出た。計12000チャット(約1,090円)の明朗会計だった。ここ「Padonmar Restaurant(パドンマーレストラン)」で洗練された高級ミャンマー料理の素晴らしさを知ることが出来た。そして、いずれ小生はIちゃんを通じてミャンマーの家庭料理の素晴らしさを徐々に知ることになるが、それはまだ先の話である。

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