2019/4/29
16時前には成田空港に到着。これから7泊8日でドイツ旅行である。チャイナエアラインのカウンターに向かうと長蛇の列だった。が、チェックインマシンで難なくチェックインと発券ができて、小生は預け荷物がないから楽で助かる。経由地の台北からフランクフルトまでのフライトも発券されたので有難い。出国する前にショッピングとレストランのフロアを見て回ったが、成田空港の第2ターミナルは相変わらず残念な規模と内容だった。いつものようにマックでビックマックを食べてから出国手続きへ。ゴールデンウィークで混んでると思いきやすんなり手荷物検査と出国が済んだ。前から試そうと思っていたポケットチェンジの自販機へ向かった。設置された自動販売機で有名どころの外貨をスイカなどの電子マネーやiTunesギフトに両替することができるサービスである。用意しておいた5,000ウォンと4万ベトナムドンをiTunesギフトの600円に交換することができた。少しだけiTunesの残高が欲しかったのでちょうど良かった。10万ベトナムドンは408円のスイカチャージに換金した。ただ、残念だったのは1万ウォン札をなぜか自販機が受け付けてくれなかった。
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定刻の18:20ごろに発進したものの離陸するまで時間がかかり成田空港を飛び立ったのは19時ころ。ゴールデンウィークとあってさすがに台北行の機内は満席だった。台北まで3時間ほどのフライトである。小生の基準がLCCなので、座席で映画が見れて、食事や飲み物が出て、USBでiPhoneの充電ができるフルサービスは非常に有難く感じる。
台北空港のターミナル2に到着した。台北の空港は乗り換え客が相変わらず多いようだ。搭乗機から降りた後、トランジットの看板に沿って移動している人が大勢いる。歩いてターミナル1のエリアへ行き、トランジットのチェックゲートを抜けた。以前と同様にフリーのWiFiが使えたのでネットをしながら時間を潰すことができた。23:10が定刻の出発時間。フランクフルト行の機内は、こちらも満席だった。ここから12時間強のフライトとなる。23時半に出発。離陸してしばらくして夕食が出てきた。夕食の後は5時間ほど眠ることができた。映画を見たり寝たりして過ごす。朝食も運ばれてきて食事は計2回だった。隣は20~22歳ぐらいと見える日本人の女の子2人でそのやり取りが微笑ましい。小生ぐらいの年齢になると、20歳ぐらいの女の子だともうそれだけで可愛いと思えてくる。
2019/4/30
チャイナエアラインはフランクフルトのターミナル2に到着。フランクフルトは思ったほど寒くなかった。事前に購入しておいたSIMカードを挿入すると、なんなくネットに繋がった。朝の6:40だというのに入管は長蛇の列で、25分かけてようやく通過。ATMで300ユーロを下ろす。すぐに銀行からメールが届いたので確認すると300ユーロは38,871円。よって、1万円あたり77.17ユーロ。ターミナル2で見かけた両替屋のレートを確認すると145.3の表示だったので、一万円あたり68ユーロほど。やはり万国共通で空港の両替屋は劣悪レートのようだ。
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今日はさらにハンブルクまでフライトの予定で、フランクフルト発ハンブルク行のルフトハンザ便はターミナル1のようだ。今いるターミナル2から移動する必要がある。案内が分かり辛くインフォメーションセンターで聞いてようやくバス停の場所が分かった。無料のシャトルバスでターミナル2からターミナル1まで10分ほど。ターミナル1はルフトハンザが全面に出たターミナルだった。タイムテーブルもルフトハンザだらけ。ターミナル1の両替屋でレートを聞いてみると、2万円が130ユーロと言われ、あまりにも酷いレートなので止めておいた。なお、ニュース上のレートは1万円あたり80ユーロ。ハンブルク行きをマシンでチェックインして発券。手荷物検査のボディチェックが念入りなのが印象的だった。空港内に洒落たベーカリー兼カフェがあり、陳列されたサンドイッチやパンがとても美味しそう見えた。このベーカリーの誘惑はドイツ滞在中ずっと続くことになる。
朝9時のハンブルク行きの機内はほぼ満席で、アジア人は数名の中国人を見かけただけだった。なお、予約時の支払いは運賃が30ユーロ、税金・燃油追加料金が約62ユーロで合計92ユーロ(約12,000円)だった。搭乗する際に貰ったビックリマンチョコのようなお菓子が思いのほか美味しかった。1時間ほどのフライトでハンブルクに到着。降機の際、久しぶりにバイバイを意味する”チュース”を聞いて嬉しくなった。子供の時に住んでいたハンブルクの地についに戻ってくることができた。フランクフルトと違って、第一印象はけっこう涼しかった。ハンブルク空港の両替屋を覗いてみると1万円あたり72.5ユーロとフランクフルト空港より随分と良心的だった。小生はATMで500ユーロを下した。日本円で64,640円だったので1万円あたり77.35ユーロだった。
3.30ユーロ(約430円)のチケットを買ってS-1に乗る。電車から眺める景色は、街並みが綺麗で可愛くてまるでおもちゃのレゴのように思えた。今までアジアばかりだったから余計にそう感じるのかもしれない。車窓から見る街並みの美しさ、それに落書きの多さに驚いた。30分ほどでセントラル駅で、中心部からは地下鉄になった。そのままS-1に乗って、ゆかりの地であるOthmarschen(オットマルシェン)駅へ。
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記憶の中だけにあったOthmarschenを歩いているのは現実感がなかった。駅前の洒落たストリートは健在だった。思い出のイタリアンレストランは残念ながら無くなっていた。フランクフルトより北に位置するせいか歩いていると風は冷たい。13時過ぎ、駅前にあるステーキハウス「BLOCK HOUSE」に入ってみた。外のオープンテラスに数人、店内にはお客が良く入っていた。店頭のポスターに日付ごとのランチ内容が書かれていたので、その日替わりランチセットを注文した。この日のランチはputensteakということで身のしまった鶏肉といった感じで美味しかった。あと、サラダが付いているのが嬉しかったしやたら美味しく感じた。コーヒーも頼んで、満腹である。日替わりランチが9.50ユーロ、0.3リットルのビールが3.30ユーロ、コーヒーが2.80ユーロで、合計15.60ユーロ(約2,000円)だった。