【バンコク、怪しいマッサージ屋は至るところに?】

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停留所「Sapan Klongtun」から運河ボートに乗り込み「Pratunam」まで20分ほどで到着した(15バーツ)。渋滞や信号もないのでスムーズな移動が可能だった。降りた停留所の近くにあるピンクのカオマンガイ屋「ガイトーン・プラトゥーナム」へ、昨日に続いて再訪した。17時の夕方開店に向けて準備中だった。すでに多数の観光客が店先で開店を待っている。開店と同時に着席してカオマンガイの普通盛り(40バーツ)をオーダー。60バーツの大盛りがあるはずと頼んでみたが無いとのこと。メニューを確認するとたしかに大盛りが消されていた。他の格安マッサージパーラーも覗いてみるつもりだったが、フライト時刻を考えると時間がない。スクンビットに戻り、最後にマッサージを受けようと歩き回るとスクンビット・ソイ11にいかにも怪しげなマッサージ店がならんでいる一角を発見。そのうちの一つで若くて素朴な子を見かけ入店した。

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(運河ボートに乗ってプラトゥーナムを目指す)
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(ピンクのカオマンガイ屋「ガイトーン・プラトゥーナム」にて)
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(ピンクのカオマンガイ屋は、順調に日本に進出中)

年配女性はタイマッサージとオイルマッサージを強く勧めるが、肩こりが酷い小生はショルダー&ヘッド(250B)をお願いした。3つの個室があるだけの小さなマッサージ店だ。若い素朴な子は、手が小さく握力もあまりないようで物足りないマッサージだが、若い子に揉んでもらえるだけで良しとしよう。それに肘を使って肩を押してくれたのは気持ちよかった。聞けば19歳でコンケーン出身だという。この旅はコンケーンに始まり、こうしてコンケーンに終わるとは面白い。1時間のところが時短の45分ほどマッサージは終わりと言い、また彼女は「ちゃんとしたマッサージじゃなくてゴメンね」と謝った。マッサージ中、彼女を可愛いと褒めちぎっていた小生は最後に聞いてみた。「ブンブンできるの?」彼女は頷いた。この個室で出来るという。「でも、今日はもう勤務時間が終わったから明日ね」とのこと。思った通りだ。やはりこの店で対戦できるらしい。タイはどこでも対戦出来るように思え、変に感心した。勤務は午後1時から午後7時までだから明日のこの時間帯に来てと言う。そして、LINEをもっているか聞かれ彼女とIDを交換した。バンコク滞在の初日に彼女に出会っていれば、また全く違う滞在になっていたかもしれない。印象深い出会いと言うものはたいてい何故か最終日にやってくる。

最後にAちゃんがいたソイカ近くのマッサージ屋に寄ってみることにした。LINEにAちゃんの顔写真があるのを思い出し、彼女がどこに行ったのか聞こうと思ったからだ。店先にいたベテランらしき女性にAちゃんの写真を見せると「ずっと前にもう帰った」と言った。それは小生の認識どおりだ。そして「パタヤに帰った?」と聞いた小生に対して年配女性は、小生のヒアリングが正しければ、「サワンナケートに帰った」と言った。ラオスのあのサワンナケートか?!!Aちゃんからパタヤに実家があると聞いていたが、実は彼女はラオス出身だったのかもしれない。そういえば子供が2人もいるのにパタヤでなくバンコクで働くことが今になって不思議に思えた。いずれにせよ、ラオス滞在を終えてバンコクにやって来ても、インタマラ(スティサン)といいAちゃんといいラオスの気配と不思議な縁を感じるバンコク滞在になった。こうして10日間の旅程を終え、ドンムアン空港発の成田行き深夜便で岐路に着いた。

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